MVで共演の宇野実彩子＆山田裕貴が自身の経験した“最低”エピソードを告白
11月4日に、宇野実彩子(AAA)のソロ楽曲「最低な君にさっきフラれました」の配信がスタートした。同楽曲は、日常から生まれるさまざまな感情が積み重なって別れを選択した男女の物語を宇野が作詞。ドラマ仕立てのミュージックビデオ(MV)は、宇野が出演したドラマ「会社は学校じゃねぇんだよ」(2018年AbemaTV)の監督・藤井道人が演出を務め、山田裕貴と共に別れの日から出会いの日までをさかのぼる形で、男女の恋模様を描いていく。
同楽曲の配信前には宇野と山田の囲み取材が行われ、今回の楽曲について宇野は「フラれたばかりの傷付いた乙女心を、言葉を選ばずに、本音を吐き出すように歌詞にした、私の中で今までにないくらい切ない、心をえぐられるようなラブバラードができたなと思っています」とコメント。
その歌詞は「失恋って、思い出になるにつれて振り返ったときにその表現がきれいな言葉になっていくと思うんですけど、別れた直後、本当に彼が部屋からいなくなったときの女性の心ってそんなきれいなものではなくて。ものすごい痛くて、毒が混じっていてという、人間だからこそどうしても出てきてしまう言葉や本音」(宇野)を書き表したという。
コロナ禍の中、自身で考えて立ち上げたサロンで行ったファンとの交流も作詞にインスピレーションを与えた。「サロンでコアなファンの方々と密につながるようにしました。そこでファンの人を身近に、リアルに感じることによって、できるだけ共感できるところが多いように努力しました」(宇野)。
宇野とMVで恋人役を演じた山田は「すごくうれしかったです。宇野さんのことは(AAAの)デビュー曲から知ってるんですよ。僕が出た作品の主題歌を歌ってくださったりもして。MVに出ることがすごく久々で、しかも男女のリアルなドラマだと聞いて、ちょっと自分の恋愛なども思い返しながら(笑)、撮影に参加できたらいいなって思ってました」と、オファーを受けた際の心境を振り返った。
MVにはそんな2人がケンカをするシーンもあるが、「あれは本当に人生史上一番のケンカだったかもしれない(笑)。だって、あんなつらいケンカないでしょ？」(宇野)、「ないです！ あんなにぶつけ合うことないですね」(山田)というほど激しいケンカだったという。
また、「最低な君にさっきフラれました」というタイトルにちなんで、2人には自身が経験した“最低なこと”に関する質問も。すると、山田は「数名でご飯に行ったときに、『今日は俺が払うよ！』って言ってたのに財布を忘れて。男の方は俺にごちそうしてもらえると思っていたから、そんなにお金を持っていなかったので、女性にお金を払わせてしまったことですね(笑)」とエピソードを告白。
「すごく仲の良い人たちだったので、『今度倍にしておごってね』みたいな感じだったんですけど、まだお返しできていないので、すみませんでしたって感じですね」と、その後についても語った。
一方、宇野は「今でこそこんな“失恋して切ない”みたいなことを歌ってますけど、学生時代とかはあまりにも自分本位で、その頃の私は“最低な君”だったなって思います。相手を振り回すというかわがままで、世間知らずで、勝手で、みたいな恋愛をしていたなって思います」と、過去の恋愛を顧みていた。
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