<竹内涼真の撮休>竹内涼真インタビュー(後編) 「撮休の日に一日がかりでカレーを作ることもあります!」
「いかにドラマチックに見せずに共感してもらえるかを意識」
――「役を通してさまざまな人間性、お仕事などを演じることができる」というのは、演じる上での一つの醍醐味かと思いますが、本作で竹内さんご自身として「いろんな自分」を演じたことは、普段のお仕事とはまた違うものでしたでしょうか?
竹内:言葉で言い表すのが難しいんですが、やっぱり違うと言えば違っていて。自分の中で「こういう風にやりたいな」って部分を、全8話を通して少しずつ出せたことは大きかったなと思います。
ドラマのタイトルがポップなので、「どういう感じなんだろう?」と皆さん思われるんじゃないかと思うんですが、結構人の内面を丁寧に描いている物語が多いんです。
そこにコメディーやホラーの要素が入ったりするので「こういう作品ならこう演じる」という決まり事にとらわれるのではなく、「この作品はどうやったら面白いか」を考えていました。
「いかに予定調和を崩すか」、それでいて「いかにドラマチックに見せないように、見てもらっている皆さんに共感してもらえるか」を意識してやっていました。
竹内涼真の考える「最高の撮休」とは?
――本作の撮影に入られる前は、コロナウイルスの影響により多くの作品の撮影も止まってしまっていたと思いますが、自粛期間中はどのように過ごされていましたか?
竹内:「連続ドラマW 太陽は動かない−THE ECLIPSE−」のオンエアを見てました(笑)。とは言え、「竹内涼真の撮休」の台本も手元に届いたので、それを読んだりしながらだんだん仕事モードに入っていきました。
――自粛期間中、ご自身の中で改めて「気づき」というか、再認識されたことはありましたか?
竹内:お芝居のことというよりは、「ちゃんと食事に気をつけないと太るな」ってことですかね(笑)。これまでだったら一日仕事で出掛けているだけでも運動して消費していましたから。
――最後に、ドラマのように「明日は撮休」と急に言われたら、竹内さんはどのような過ごし方をされますか? ご自身の考える「最高の撮休の過ごし方」を教えてください。
竹内:前日にちゃんとご飯を炊いておいて、朝7:00前くらいには起きて、そのまま卵かけご飯を食べますね。その後ジムに行って2時間くらい体を動かしてから、市場に行って夕食用の魚を買って、カフェで台本などを読みながら、夕方帰ってきてご飯食べて。
その後は家でテレビや配信ドラマや映画を見たり、意外と地味です(笑)。インプットのためというか「これは勉強として見よう」っていう日もあるんですが、基本は自分の好きなものを見ていますね。
楽しみながらも「今のシーン良いな」と思って巻き戻して見たり、結果的にインプットになっているのかもしれないです。
2020年11月6日(金)スタート
毎週金曜深夜0:00-0:30
WOWOWプライムにて放送
https://www.wowow.co.jp/drama/original/satsukyu2/
■WOWOWオリジナルドラマ「竹内涼真の撮休」/プロモーション映像(120秒)