松坂慶子が、 “令和のタエ子”に!「まさか50年後のタエ子を描くドラマが制作されるとは」見どころを語る!
1月9日に放送されるスペシャルドラマ「おもひでぽろぽろ」(夜9:00-10:30、NHK BSプレミアム)。同作は、岡本螢・刀根夕子による同名漫画を実写ドラマ化。松坂慶子演じる杉本タエ子が、娘の夏希(杏)と孫娘のみずき(横溝菜帆)との同居をきっかけに、自身の小学生の頃を思い出し、永らくあきらめ封印してきた“女優”という夢を解き放つ姿を描く。
WEBザテレビジョンでは、64歳の“令和のタエ子”を演じた松坂へインタビューを行い、作品への印象や、共演した杏への印象などを聞いた。
松坂慶子インタビュー
――タエ子はどのような人物ですか?また、演じられてみてどのような印象を受けましたか?
タエ子は、小学生の頃に演劇をやったことで、みんなに褒めてもらって、“お芝居は自分を表現できるものなんだ”、“得意なんだ”と感じた思い出があります。
そこでそのまま花開くこともなく、50年くらい経つのですが、孫娘の姿を通してその頃の記憶を思い出し、また演劇という夢に向かっていきます。その生き生きと新しい人生を開いていくという姿が素敵だなと思いました。
64歳のタエ子さんを演じたのですが、原作や映画がお好きな方にはそれぞれの“タエ子像”がありますでしょうから、それを壊さないようになっているといいなと思います。
撮影するにあたって、原作や台本を読んでいるうちにタエ子と一体化していくといいますか、タエ子より私のほうがお姉さんですけど、同じ時代を生きてきたので、私も子供の頃こうだったなとか、外食するということは本当にめったになかったな…という昭和の懐かしい時代を思い出しました。
なので、ご覧いただける皆さんにもそういう思い出話をしていただきながらこのドラマ楽しんで頂けたらなと思いました。
1月9日(土)夜9:00-10:30
NHK BSプレミアムほか