鈴鹿央士、市川海老蔵主演「桶狭間」に若い頃の徳川家康役で出演
鈴鹿央士コメント
――今回の出演の話が来た時の感想は?
まさか僕があの松平元康の役をやらせていただく時が来るとは思っていませんでした。後に徳川家康に名前を変え天下統一を果たす、日本の歴史上とても有名な人物を演じることは心躍るものでした。
――役を演じる上で気をつけた点は?
撮影現場に入る前にたくさん、徳川家康について調べました。若い頃の家康を演じるので、その頃はどんなことが起きて、どういう状況の中で生きていたのかなど、当たり前のことですが、頭の中に情報はきちんと入れておこうと思いました。
――実際演じてみて、苦労した点などありましたか?
実際に演じてみて、歩き方やしぐさで松平元康という人物を出していかないといけない場面があったりして、そういう場面は現場で監督さんやスタッフさんたちにいろいろ教えていただきながら撮影していました。
――読者の皆さまにメッセージをお願いします。
歴史の教科書で、絶対に載っている“桶狭間の戦い”が豪華なキャストの方々が集まり、一つの映像作品になりました。とても重厚感のある作品になっています。僕はその中に少しでもいい感じに入り込めれば幸いです。皆さんぜひご覧ください。
プロデュース・高井一郎氏(フジテレビ第一制作室)
幼い頃から人質としてたらい回されるという複雑な背景を、繊細なお芝居で表現できる人を、とキャスティングしました。最初にお会いした時は「戦国武将には少し線が細いかな?」と心配しましたが、甲冑(かっちゅう)姿で現場に現れた時には押しも押されもせぬ立派な侍大将になりきっていて感服しました。
空き時間も惜しんで監督からどんどん吸収していこうとする真摯(しんし)な姿勢も素晴らしかったです。短いシーンですが、のちの300年の太平の世の礎を築く人間の萌芽(ほうが)がしっかり垣間見えると思います。
「桶狭間〜織田信長 覇王の誕生〜」
3月26日(金)夜9:00-11:32
フジテレビ系にて放送