藤原竜也「【現実と小説】が入り混じる世界観に引き込まれました」
撮影中はどんな映画になるのだろうと想像もつきませんでしたが、完成した映像を見たとき、「こうやって表現するのか!」とタカハタ(秀太)監督の手腕に驚くと同時に、演じていた僕自身も主人公・津田が仕掛ける【現実と小説】が入り混じる世界観に引き込まれました。
タカハタ組の優秀なスタッフ、豪華な共演者の皆さま、そして全編通してロケをさせていただいた富山県の皆さまに心から感謝したいと思います。
今作で演じるのは【天才小説家】という役柄になりますが、僕の執筆する小説が観客の皆さまを『鳩の撃退法』の世界に引き込み、巻き込んでいけるか、とても楽しみです」
土屋太鳳「痛快に突っ走った撮影の日々でした」
この動揺と興味と感動は鳥飼なほみとしての感情なのか、それとも津田さんを演じる藤原竜也さんの演技を凝視出来る土屋太鳳としての感情なのか…佐藤正午先生の原作に翻弄された感覚のまま、痛快に突っ走った撮影の日々でした。
藤原竜也さんには16歳の時に撮影所の片隅でごあいさつしたことがあり、数年後「這い上がってきたなぁ」とおっしゃっていただきましたが、さらに這い上がって、やっと直接、演技をご一緒出来ました。感動です!
風間俊介「『物語』という概念を揺さぶる作品」
「物語」という概念を、根底から覆すような作品です。 誰かが頭の中で思い描く「物語」、現実にあった出来事を語り継ぐ「物語」。 この映画は、そのどちらか、はたまた、そのどちらでもないのか。 答えは、出演した僕にも分かりません。
僕が演じた役は、そこにいるのか、もしくは、小説家の頭の中の存在か。 人々が遥か昔から愛してきた「物語」という概念を揺さぶる「鳩の撃退法」ぜひ、劇場でご覧ください。
西野七瀬「空気感もスクリーンから伝わったらいいな」
クランクインの日、とても緊張していました。現場に入ってみると、キャスト・スタッフの皆さんが温かく迎えてくださり、シーンを重ねるごとにどんどん現場が楽しくなっていき、今回こうして沼本として皆さんとご一緒させていただけたことが嬉しかったです。
全編富山ロケで、あるときは私自身山脈に癒されながら撮影したこともあったりして、そういった空気感もスクリーンから伝わったらいいなと思っています。ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。
豊川悦司「『ワル』を演じるのは喜びだ」
「本通り裏の男」というシビれるような役をもらって、イカした毛皮のコートを羽織り、雪降る富山の夜を闊歩した。もう充分にカッコよくて、涙がチョチョ切れた。「ワル」を演じるのは喜びだ。これほど面白いストーリーの中では特にね。
8月27日(金)公開
出演:藤原竜也、土屋太鳳、風間俊介、西野七瀬、豊川悦司ほか
原作:佐藤正午「鳩の撃退法」(小学館刊)
監督:タカハタ秀太
脚本:藤井清美、タカハタ秀太
配給:松竹
【公式HP】https://movies.shochiku.co.jp/hatogeki-eiga
(C)2021「鳩の撃退法」製作委員会 (C)佐藤正午/小学館
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