涙、涙の第9話!極め付きは間宮祥太朗“中沢”の「お前が、また泣いている気がして」<ボス恋>
奈未と潤之介の切ない涙
そんな麗子が自分付きの雑用係であった奈未を編集部に残すように会社に頼んだのは、奈未の夢がファッション誌を作ることになっていると感じていたからだった。
大好きな潤之介との幸せな結婚と、初めて“夢”を見つけたことに気付いて心が揺れる奈未。潤之介と結婚するには金沢に行かなければならなかった。潤之介の幼なじみである理緒(倉科カナ)が、潤之介が家業を継ぐために「自分の夢にフタをしているんじゃないかなって、思うことがあるの」と言ったように、カメラマンを辞める葛藤は少なからずあったはずで、人一倍優しい潤之介は奈未の苦しい思いを理解していた。それは「不安なことがあったらちゃんと言って」と促したり、婚約指輪を渡すときには「何があっても俺のことを信じていいんだよっていうお守り」という言葉に現れていた。
婚約指輪を渡された夜、星を見ながら、泣き始めた奈未。潤之介は、そっと返された指輪を受け取り「奈未ちゃん、元気でね」と言うも、奈未が去ると大粒の涙を流した。
奈未もまた、潤之介と出会ったベンチの前で思い出を振り返りながら泣き続けていた。すると、そこに中沢が現れ「お前が、また泣いている気がして」と心配そうに声を掛けるラストシーンとなった。
諦められない夢、諦めなければならない夢。最終回目前は涙があふれる、切ない決断が描かれた。今回もタイトル略称の「ボス恋」がトレンド1位になったほか、中沢のことを表す「ドS先輩」や「玉森裕太」「潤之介くん」「奈未ちゃん」「麗子さん」など、さらに潤之介が奈未に贈った指輪のブランド「ハリー・ウィンストン」まで、関連ワードが続々とトレンド入りする大反響となった。
奈未と潤之介の行く末だけでなく、奈未に思いを寄せて第6話で「俺ならお前のことを泣かせない」と言うも身を引いていた中沢の再浮上にも視聴者の注目が高まる。次週、最終回は15分拡大で放送される。