タレント、女優として活動する山之内すずが、5月19日に都内でおこなわれた全国大会「社会福祉HERO’S(ヒーローズ)TOKYO 2020」にゲスト出演。同大会では、社会福祉の第一線で活躍する若手職員7人が、社会福祉に対する熱い思いを、全国各地からオンラインでプレゼンテーションした。
育児、介護、就労支援など、それぞれの現場での気付きや独自の取り組みを語った7人のプレゼンテーションを受けて、山之内は「私も福祉の仕事に興味を持っていましたが、福祉というくくりの中にもたくさんのお仕事があることを知りました。皆さんが生き生きと仕事をされているのが印象に残りました」と感想を述べた。
気づいたら保育園や幼稚園の先生になりたいと言っていました
トークショーでは、山之内の将来の夢が保育士であったことに触れ、司会者からきっかけを聞かれると「大きなきっかけがあったわけではないのですが、私の育った地域は、子どもが子どもの面倒を見るのが当たり前のようなところでした。年齢を問わずに同じマンションの子がみんなで集まって、よく一緒にドッジボールをしたりして。小さい子の面倒を見た時に、その子のお母さんとか、幼稚園の先生にありがとうって言ってもらえるのも嬉しくて、気づいたら保育園や幼稚園の先生になりたいと言っていました」と、自然の流れであったと回答。
さらに、学生時代からボランティアにも関心を持っていたという山之内は「地元にいた頃は、地域のゴミ拾いに参加したり、おじいちゃんおばあちゃんと一緒にグランドゴルフをした事があります。でも、東京に来てからはまだ出来ていないので、きっかけがあればやりたいです。東京に来てから、自分の住んでいる地域で“ボランティア”と検索したこともあるんですけど、応募に踏み切るまでが難しくて…」と話した上で、「一人だと勇気がいりますが、私も20歳で大人になりますし、新しいことを始めていきたいと思います」と意気込んだ。