菅田将暉主演の土曜ドラマ「コントが始まる」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系) の第6話が5月22日に放送された。春斗(菅田)、瞬太(神木隆之介)、潤平(仲野太賀)による売れないトリオ芸人「マクベス」の解散が正式に決まったなか、恋人・奈津美(芳根京子)との関係に悩む潤平のエピソードが反響を呼び、Twitterのトレンド入りを果たした。(以下、ネタバレがあります)
奈津美から潤平への逆サプライズに感動！
売れないトリオ芸人「マクベス」のツッコミ担当・春斗、ボケ担当の瞬太と潤平、そして彼らのファンになるファミレス店員・里穂子(有村架純)、その妹のつむぎ(古川琴音)という5人の若者による群像劇となる本作。
毎話、ドラマのトップシーンがマクベスのコントから始まり、残りの53分間の物語の重要な伏線としてつながるという異例の構成で、大失敗の人生を歩む若者たちが思い描きもしなかった未知の幸せと巡り合うさまを描く。
第6話の中心エピソードは、潤平と高校時代から付き合っている恋人・奈津美について。マクベスの解散で潤平は実家の酒屋を継ぐ決心をするが、大企業で働き、自分とは不釣り合いな奈津美との関係に人知れず閉塞感を感じ始めていた。
一方の奈津美も芸人を辞めた後の潤平をどう受け止めていいか悩んでいた。そんな奈津美に春斗は「潤平みたいなやつにはもう出会えないと思った方いい」と伝えた。
そんななか、里穂子とつむぎの部屋で餃子パーティーが行われることに。潤平は人の家にあがるときは足を洗うと決めており、風呂場を借りる。するとウェットスーツを着て浴槽に隠れていた奈津美が現れ、「あなたが今日の海鮮餃子に入れたいのは、北海道産のホタテですか？それとも広島産の牡蠣ですか？」と問い掛けて、潤平を驚かせた。
それは第5話で描かれていた、潤平が奈津美の誕生日にサプライズで計画するも奈津美の仕事の都合で決行できなかったことをなぞらえたもので、春斗らが奈津美に協力をしてもらって実行したのだった。高校を卒業して芸人になって10年。潤平にその時間が「意味のある時間だと思ってほしかった」という春斗の思いがそこにはあった。
学生から社会人になり、10年という月日で人は変わらざるを得ないこともある。マクベスの解散もそうだ。しかし、この逆サプライズは、高校時代から変わらない、奈津美を笑わせたい一心で過ごしてきた潤平の思いを、奈津美が受け止めた瞬間だった。
毎週土曜夜10:00-10:54
日本テレビ系で放送
【番組HP】https://www.ntv.co.jp/conpaji/
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