潤平の涙にもらい泣き
餃子パーティーからの帰り道、潤平は家業を継ぐことを「どう思う?」と初めて奈津美に聞いた。すると奈津美は「今度さ、うちの両親に会ってくれない?」「会わせるまで時間がかかってごめんね」と言った。
そして、驚きつつも喜ぶ潤平は、誕生日プレゼントとして贈った真珠のイヤリングを奈津美がしていることに気づくと涙を浮かべ、「似合ってる…」と言って抱きしめた。
芸人を辞めても奈津美との未来があることに安堵した潤平の男泣き。第1話でも笑っているところから泣きに入る演技があったが、「太賀くんの泣きのシーンは本当に引き込まれる」「泣きの演技に毎度心揺さぶられる」と視聴者から絶賛の声が寄せられた。
本作では仲野だけでなく、菅田、有村らキャスト陣の“泣きの演技”の素晴らしさに驚かされる。キャラクターの心情に寄り添っていることの証で、観る者の胸を打つのだろう。
さて、帰り道のシーン、奈津美が潤平のあとをついて歩いていたが、それは今回のマクベスのコント「金の斧銀の斧」で意味が判明。”壊れたルンバ“=ずっとあなたについていく、がオチになっていて、それが奈津美の思いに繋がっているという伏線回収だったことが分かったラストに、またホロリとさせられた。
(文=ザテレビジョンドラマ部)