オロオロする中川大志に笑っちゃう
本当は殺さなくてはいけないターゲットに近付けば近付くほど、殺すタイミングを失っていく柊の言動が、視聴者をクスっと笑わせてやまない。慌てふためく中川大志の顔芸にも似たオロオロする姿が何とも面白く、ライバルの殺し屋“デス・プリンス”こと流星(鈴木伸之)との美月の奪い合いも好きな女性を取り合っているかのような“キュン”とするシーンの連続である。
また、殺されそうになっている美月の美しさにも目を奪われる。花火大会へ取材がてら出かける美月と柊が待ち合わせした際に、現れた美月の浴衣姿にウットリしてしまったのは、柊だけではなく視聴者も同じことだろう。
SNS等では視聴者から「中川大志くんに『ずっとそばにいろ!』って言われたい…」「たくさんキュンしてしまいました~」「大志くんコント職人になってきてる(笑)」といった感想が寄せられた。なんだかカワイイ殺し屋・柊と、胸の内の読めない美人漫画家・美月の駆け引きは、まだしばらく楽しめそうだ。
次週、第3話は7月18日(日)に放送される。殺しのターゲット・美月と初恋の人・葵の面影が重なり、思わずときめいてしまった柊は、丈一郎(藤木直人)の仇である美月を殺さなければならないと気を引き締める。
そんな中、映画化される『ハリネズミ探偵・ハリー』に、流星の出演が決定。流星を警戒する柊をよそに、流星は忙しい美月たちを慰労したいとグランピングに誘う。柊は、流星が何か企んでいると察して美月を止めるが、彼女は聞き入れない。開き直った柊は、グランピングに行って流星より先に美月を殺すと決意する。