秋田汐梨、“原作モノ”の作品への向き合い方「“漫画の中から出てきた存在”と思ってもらえるように」<Interview>
――秋田さんといえば近年、漫画原作のヒロインを演じることが目立っていますが、漫画や小説など原作あり作品の実写化に当たって気を付けていること、意識されていることは?
私は今まで“台本を読んで感じたこと”を演じる時に表現する、ということを意識していたんですけど、最近は漫画やアニメにハマッて、ファンの方の気持ちがすごく理解できるようになってきたんです。
それもあって、最近は原作のファンの方が見ても違和感がないように、原作のキャラクターの雰囲気や話し方などをちゃんと再現してできるように意識しています。漫画も全部読んでイメージを膨らませ、自分の中で肉付けして、まさに“漫画の中から出てきた存在”と思ってもらえるようになりたいなと気を付けています。
見た目はメイク部さんや衣装部さんが作ってくださるので、私はとにかく漫画を読んだ上で感じた話し方や口調、声の高さなどを忠実に表現できるように意識しています。
――「星空のむこうの国」というタイトルにちなんで、今はご時世的に自由には行けませんが海の向こうの国(海外)で行ってみたい所は?
海外だったらフランスに行ってみたいです! 街並みを見てみたい。フランスの中でも有名な、王道の場所に行きたいです。友達がフランス語を勉強していて、その時にフランスのことを調べたら「あ、きれいだな」って思って(笑)。
映画の中の世界みたいで、どこを見ても何かのセットのような印象を受けたので、実際に見てみたいです。あと、いつか一人旅もしてみたいです! でもいきなり一人旅でのフランスは難度が高いので…別の場所でお願いします(笑)。
――最後に秋田さんのご出演シーンを含め、見どころをお願いいたします。
理沙が夢に向かって突き進むことって、結構勇気が要ることだと思うんです。自分が病気だと知っていて病院を抜け出していくって、大変なことなので。
そういう姿を見て勇気をもらえることもあるんじゃないかなと思うので、そこもぜひ注目して見ていただきたいです。お時間がある方は前作と見比べていただいても楽しいかなと思います!
シネ・リーブル池袋ほかで全国公開中
(C)2021「星空のむこうの国」製作委員会
配給:エイベックス・ピクチャーズ
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