oguri「僕たちの“好き”をたくさん詰め込んだ」
――7月14日(水)には、昨年の自粛期間の際にオンラインで配信された生ダンスライブ「NAMA!HO!SHOW!!」のBlu-rayが発売されます。2回のショーを配信され、さまざまな思いがこもったパフォーマンスになったかと思うのですが、改めて振り返えられて、いかがでしょうか?
shoji:1回目の「NAMA! HO! SHOW! ―Live streaming dance show―」(2020年6月13日)は、自粛期間が明けてすぐだったので、4人それぞれが家で個別にいるところから始まり、やっと4人で踊ることができるぞ!ということをテーマに作り上げていきました。
実際に4人が集まって久しぶりに踊っているところを、お客さんが見てとても喜んでくださっているのを感じることができ、改めてs**t kingzにとって4人で踊ること、それをお客さんに見ていただくことが、とても大事なことなんだなと感じました。
これから10年20年先、一緒に踊っていく我々にとってすごく意味のある公演だったのではないかと思いますし、改めて“ダンス愛”が高まった瞬間でした。
――特に思い出深いパフォーマンスはありますか?
oguri:僕たちの“好き”をたくさん詰め込んだ2つのショーだったので、どれも印象深いです!
久しぶりの公演だったので、「以前これをやったから、やめておこうか…」というのを一切排除して、ただただやりたいことを思いっきりできたので、全部好きなんです(笑)。
shoji:分かるよ!(笑)
oguri:でもやっぱり、単純にくだらなくて面白いなと思うのは、2回の公演とも登場した「せが家」ですね!これは、もともと舞台をどう楽しく宣伝していこうかという中で生まれたコンセプトなのですが、NOPPOふんするせがたかしくんっていう男の子と、shojiくんのお母さんと、kazukiのカズーっていうイヌと、僕が演じるお父さんの家族設定なんですけど…
shoji:確か「メリーオドリマX’mas」(2019年12月)でお客さんの前で披露して…、oguriのお父さんはYouTubeの映像作品「浅はかな連続ダンスドラマ」通称“浅ドラ”が初登場だったよね!
oguri:そうそう(笑)。でも家族というコンセプトが、自粛期間、ステイホームという時期に、うまくマッチングしていて、「s**t kingzもってるな~」とも思いました(笑)。
「せが家」を披露しているときは、いい意味で気負わず、楽しくやれる時間なので、お気に入りです。
kazuki:僕は、2回目の「NAMA!HO!SHOW!!~ON&OFF~」(2020年8月29日)時に披露した「メンバーがスタッフ」というパフォーマンスです。その時のショーが“スタッフもお客さんもみんなs**t kingz”というイメージで、裏も表も全部見せます!というテーマだったのですが、それを象徴するようなパフォーマンスになったと思います。
僕らがカメラを持ってメンバーを撮影したり、照明の色味を変えたりして、スタッフの皆さんも映って一緒にダンスしたりと“チームs**t kingz”としてパフォーマンスができたなと。あと、このアナログな感じもs**t kingzっぽいな~って(笑)。本当にハッピーがあふれた時間でした。
NOPPO:僕は、2回目のショーの時に披露した、2チームに分かれてのパフォーマンスが印象に残っています。kazukiのドラムに合わせてoguriがタップダンスを披露して、shojiくんと僕がカズーという民族楽器を演奏しながらダンスしたのですが、楽器を使ってその演奏に合わせてダンスするというのが僕らにとって新しい表現になったと思います。
あともうひとつ!クイズシーン!
s**t kingz:(笑)
NOPPO:ああいうのなんですよ、僕らって。「なんなんだろう、この時間…」と思えるような、空気感もショーに取り入れちゃうっていう(笑)。
shoji:ダンス関係ないもんね(笑)。
NOPPO:そうそう!こういうのもs**t kingzっぽいな…と思いました。