テレビ東京 制作局ドラマ室 プロデューサー 稲田秀樹氏コメント
サタドラ第4弾は、人気バラエティー番組をそのままドラマにしてしまうというテレ東ならではの大胆な企画となりました。とはいえ、本家「家、ついて行ってイイですか?」の中で描かれているさまざまな人たちの人生模様は、まさにドラマそのもの、いやドラマ以上にドラマティックなものばかりです。
そう思えば何故今までドラマ化しなかったのか…と疑問に思うほどです(笑)。今回はそんな「数奇な人生たち」の中から選りすぐりのエピソードをお届け致します。
ドラマ版では、主人公が取材を受けている様子を描くバラエティー部分と、その人生を振り返るドラマ部分が交錯しながら進行していきます。もちろん、どちらも役者さんに演じていただいていますので、今までにはない不思議な感覚を味わっていただけると思います。新しいカタチのフェイクドキュメンタリーのような…。
実際の撮影では本家のスタッフの皆さんにも大変ご協力をいただきました。裏話をひとつご披露すると、バラエティー部分を実際に撮影しているのは、本家のディレクターの方々です。これこそまさにリアルの極み!そんなドラマの裏側にも注目していただきながら、楽しんでいただけたらと思ってます。
第1話あらすじ
「家、ついて行ってイイですか?」のディレクター玉岡直人(竜星)は、取材させてくれる人を見つけようと夜の繁華街で必死に声をかけていた。だが、ろくに話も聞いて貰えず「明日辞表出す!」とつい愚痴が。
そんな時、一人カラオケを楽しんでいた湊久美子(志田)が、自宅での取材に応じてくれることに。家へ向かうタクシーの中で久美子は、同棲相手の柴田佳則が1年前から記憶喪失だという衝撃の事実を明かす。