吉沢亮が主演を務める大河ドラマ「青天を衝け」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)。同作は、新一万円札の顔としても注目され、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一(吉沢)が幕末から明治へ、近代日本のあるべき姿を追い続け、時代の渦に翻弄され挫折を繰り返しながらも高い志を持って未来を切り開いていく姿を描く。
9月12日(日)に放送される第26回「篤太夫、再会する」では、パリから日本へと戻った篤太夫(吉沢)は、久々に故郷・血洗島へ。千代(橋本愛)、父・市郎右衛門(小林薫)、母・ゑい(和久井映見)らと再会を喜びあう。
その後、昭武(板垣李光人)から預かった書状を届けるため、慶喜(草なぎ剛)が謹慎している駿府に向い、篤太夫は慶喜との謁見を願い出るという物語が描かれる。
栄一がパリにいる間、日本は大政奉還を経て、明治時代へ。一橋家の家臣であった栄一は、慶喜のいる駿府で財政改革に励んだのち、新政府の大蔵省への仕官することに。 “官”の人間として次々と改革を推し進めるも、栄一の思い描く「みなが幸せになるのが一番」という理想とのズレを感じ始めたことで、辞表を提出。栄一は民間の立場からその理想を実現させていく。
明治時代になり、栄一は“資本主義の父”としてさまざまな偉業を成し遂げていく。演じる吉沢は「栄一の人物像がより人間らしく、そしてより生々しくなっていくのかなという気がしており、演じていて楽しいです」と語る。そんな栄一を演じる吉沢にWEBザテレビジョンはインタビューを行い、明治編の見どころや、栄一の変化、草なぎら出演者への印象などを聞いた。
吉沢亮インタビュー
――物語の時代が江戸から明治へと移りましたが、“明治編”の見どころはいかがでしょうか?
時代が明治になり、江戸が東京という名前に変わるなど、現代を生きる上で馴染みのある言葉が飛び交います。普段何気なく使っている言葉が「こういう風に生まれるのか」といった新たな楽しみもたくさん出てきます。
そして、皆さんが知っているような栄一の功績がこれからどんどん積みあがっていきますので、ここからが栄一の本領発揮なのかなとも思います。その辺を楽しんでいただければと思います。