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岡田将生 舞台、演じることへの思いを語る「気持ちを奮い立たせてくれるものがこの仕事。ずっと役者という仕事に助けられている」<インタビュー>

2021/10/07 18:00

岡田将生がインタビューに応えた
岡田将生がインタビューに応えた 撮影=阿部岳人

岡田将生が主演を務める舞台「ガラスの動物園」が、12月12日(日)より東京/日比谷・シアタークリエで開幕、2022年1月に福岡、愛知、大阪で上演される。同作は劇作家テネシー・ウィリアムズによる戯曲で、 1945年にブロードウェイで初演されて以降、世界中で上演され続けている。

岡田は、作者であるテネシー・ウィリアムズの投影ともいわれる、家族の抑圧と自身の夢との狭間で閉鎖された生活を送る青年トムを演じる。また、足が不自由で極度に内向的なトムの姉ローラに倉科カナ、トムの職場の同僚でローラが思いを寄せるジムに竪山隼太、家族を愛するあまり理想を押しつけてしまうトムとローラの母親に麻実れいが扮する。

今回、岡田に、役柄に対する思いや、演じることの魅力について話を聞いた。

演じる人によって全く違う人柄になりそうなトムに、自分自身を投影しつつ演じられそう

――舞台「ガラスの動物園」が12月から上演されますが、今の気持ちを教えて下さい。

何度も上演されて愛されている戯曲なのでプレッシャーはありますが、とてもやりがいのあるお芝居ですし、演出家の上村聡史さんとだったら素敵な作品になるんじゃないかなと感じています。

――戯曲「ガラスの動物園」は以前からご存知でしたか?

舞台を見たことはないんですが、本は数年前に読みました。舞台「ブラッケン・ムーア〜荒地の亡霊〜」(2019年上演)の大千穐楽が終わった時に、スタッフさんに声をかけられて「これ帰り道に読んでみてよ」と渡されたのが「ガラスの動物園」で。その1カ月後に、舞台のお話をいただいた時は運命的なものを感じました。ただ、あまりにも運命的だったので、本を渡されたのは仕込みだったんじゃないかなと疑っているんですけど(笑)。

いつもはお芝居が終わった後に、すぐ他の作品を読もうという気にはならないんですけど、帰りの新幹線の中で読み切ってしまって、その時から勝手にトムに魅力を感じていたので、良い出会いをさせてもらえたと思っています。

――トムのどういったところに魅力を感じたのでしょうか。

抑圧された生活の中で現実的と非現実的な部分をさまよっているところに共感しました。演じる人によって全く違う人柄になりそうなトムに、自分自身を投影しつつ演じられそうだなと感じています。

下に続きます

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