──お仕事といえば、先日も少しお伺いしましたが、LDHへの移籍について改めて聞かせてください。まずLDHに移籍した経緯はどのようなものだったのでしょうか?
これまでLDH所属の方との共演が多かったのですが、その方達が皆さんいい人で、事務所に対して誇りを持っているんだろうなというのをすごく感じていたんです。EXILE HIROさんとお話しさせていただく機会があったのですが、そのときも素敵だなと思って。後日、なにげなく「LDHってアクター募集してるんですか?」と知人を通じて聞いてみたら、その話がスッとHIROさんのところまで行ったようで、すぐに「ぜひ」というお返事をいただいて。正直、「募集してるんですか?」と聞いたときは所属することをあまり考えていなかったのですが、そのお返事をいただいて「LDHに入りたい」と思いました。
──一気に現実味を帯びたと。
はい。自分が所属するかどうかを軸にすると、それまでと見方変わりますよね。そういう点で改めてLDHを見たときに、魅力しか感じなかった。グローバルな活動をしていたり、配信番組に力を入れていたり、楽曲ごとにショートムービーを作っていたり。それで所属を決めました。
──8月に移籍して2カ月ほど経ちましたが、いかがですか?
タレントへの思いやりや配慮が細かく行き届いていて、素晴らしい会社だなと思いました。あと福利厚生……と言うと妙に会社感が出ちゃいますけど(笑)、所属タレントがポテンシャルを整えるために必要な環境が揃っていて。ありがたい環境に身を置かせていただいているなと思います。俳優業のあり方って、時代にあわせて変化していくと思うんですが、LDHはそういうところに対しても柔軟だと思うので、時代に合った活動をしていけたらと思っています。俳優業以外のことにもいろいろ挑戦していきたいです。
──グローバルを意識した活動内容にも惹かれたとおっしゃっていましたが、世界を視野に入れた活動というのも目指している?
世界進出といったら大げさですけど、僕が世界に出ていくというよりかは、日本の作品が世界に広まったらいいな、自分がその一部になれたらと思っていて。今って、Netflixをはじめとしたプラットホームがあって、日本の作品でも世界に発信できる。だから海外に行って、その国の言語でお芝居を構築し直すのではなくて、自分の言葉、自分の持っている表現で、世界に発信していけたらと。そうやって日本、海外の境目なく、たくさんの人に知ってもらえる俳優になれたらと思っています。
取材・文 / 小林千絵 撮影 / 入江達也 ヘアメイク / 時田ユースケ(ECLAT) 撮影協力 / AWABEES
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塩野瑛久(しおのあきひさ)
1995年1月3日生まれ。ドラマ「GTO」でデビュー。「獣電戦隊キョウリュウジャー」や「PRINCE OF LEGEND」、映画「HiGH&LOW THE WORST」など、話題作に多数出演。ファンサロン「Too much Salt」
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