実は最初、「卵」というテーマに決まりかけていたんです
――「Ultimate Illuminating」というテーマを決めたのは、いつ頃ですか?
テーマを決めたのは5月か6月くらいでした。実は最初、違うテーマに決まりかけていたんです。2つのテーマで悩んでいて、1つは今回決まった「Ultimate Illuminating」っていう“光”をテーマにしたもので、もう1つは「卵=誕生」をテーマにしたもの。人間・動物・植物という“種”の話から派生させて、掘り下げていこうかなと思っていたんです。
結構ギリギリまで「卵」の方で考えていて、メインポスターも卵で考えてみます、という話までしていたんですが、最後の最後で「どうだろう」と思って。「Ultimate Illuminating」というテーマは、以前コラムでもお話したようにPANTONEが発表した“今年のトレンドカラー”(Ultimate GrayとIlluminating)に由来しているのですが、僕の中では今この瞬間を大事にしたいっていう思いが大きくて、そう考えたときに今年のカラーって今年しか使えないなって思ったんです。
それに、Ultimate Grayの「永続的な」、そしてIlluminatingの「希望に満ちた」という意味を知ったときに、すごく素敵だなって。黄色という色自体も好きだったので、心が動きました。
本当は「卵」もやりたかったので、いつかできたら良いなと思います。「卵」から派生して、また新たなテーマになるかもしれませんが(笑)。
――韓国の個展「HOME WORK」からの気持ちの変化が、新たなテーマ「Ultimate Illuminating」に反映された部分はありますか?
韓国の個展のときよりも色々と自由に活動できない状況になったこともあり、僕の中でも考える部分がすごくたくさんありましたね。メンバーであるサンギュンとは今でも一緒に住んでるんですけど、今までは“メンバー”っていう感じだったのが、韓国の展示会が終わったくらいから2人でドライブ行ったりとかする時間も増えたことで、今まで以上に“仲間”“友達”という感覚が強くなりました。
客観的に見たら僕たちは今、暗い状況に見えるかもしれないけど、そんな状況でもこうやって新しい発見もあったし、サンギュンとの絆を深めて前を向けるようになったって考えたら、今回のテーマに繋がっていったんですね。
長引くコロナ禍で、みなさんがそれぞれ大変な状況にあると思いますけど、僕たちが前を向いて進めているように、みなさんにとっての光を見つけてほしいなという思いで、「Ultimate Illuminating」というテーマの展示にしたいと考えました。
※高田健太の「高」は「はしごだか」が正式表記
(後編に続く)
「MADE in KENTA : Ultimate Illuminating」
期間:開催中~31日(日)
場所:soko station 146(〒136-0082 東京都江東区新木場1-4-6 2F)
主催:teamKENTA
<開催スケジュール>
【1】朝11:00-昼0:30(最終入場/昼0:00)
【2】昼0:45-2:15(最終入場/昼1:45)
【3】昼2:30-4:00(最終入場/昼3:30)
【4】昼4:15-5:45(最終入場/昼5:15)
【5】夜6:00-7:30(最終入場夜7:00)
※下記の回はチケット販売がございません
10月22日(金)【2】昼0:45-2:15/10月31日(日)【5】夜6:00-7:30
チケット販売ページ
<チケット好評発売中>
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※お一人様各回2枚まで申し込み可能
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