現在放送中の「帯ドラマ劇場 やすらぎの郷」(毎週月~金曜昼0:30-0:50テレビ朝日系)。倉本聰オリジナル脚本で、石坂浩二が主演を務める同作は、テレビ人専用の老人ホーム「やすらぎの郷 La Strada」を舞台に、入居する往年の大スターたちが直面するさまざまな問題をユーモラスに描く物語だ。
今回、「やすらぎの郷 La Strada」のコンシェルジュで、施設の実質的な責任者の松岡伸子を演じる常盤貴子に、倉本作品に対する思いや心境を聞いた。
豪華キャストとの共演について常盤は「素晴らしい先輩方とご一緒できる機会を得られて、『今までずっとお仕事を頑張ってきてよかった。すごいご褒美を頂いたな』と思っています」と喜ぶ。
せりふが多いと浅丘ルリ子らも倉本の脚本に苦戦していると聞き、常盤は「せりふが多く、シーンが長いので、小手先のお芝居では通用しないんです。毎日、追い詰められた状態で撮影に臨まなければならないのですが、それがこの作品の緩急につながっているのではないかと感じます」と熱弁した。
また、常盤は「先日、ある映画監督と『昔のような面白いドラマがなぜ減ったんだろう…』という話題になった時に、『昔はもっと追い込まれていた』と言われたんです。その言葉が『やすらぎの郷』の撮影状況にバッチリ合うなと思っています」と告白。
さらに、「少しでも長く続いてほしいと切に願っておりますので、倉本先生にはぜひ、続編も作っていただきたいです(笑)」と催促しながらも、「皆さんが『面白い! 楽しい!』と言いながら撮影をしています。きっと、この楽しさが視聴者の方にも伝わると思います!」と期待を込めた。
毎週月~金曜昼0:30-0:50
テレビ朝日系で放送中
毎週月~金曜朝7:40-8:00
BS朝日で放送中