男子学生の初恋を丹念に描いた、むずがゆくも甘酸っぱい青春ドラマ「美しい彼」(11月18日[木]スタート、毎週木曜夜0:59-1:29ほか、MBSほか)。
思うように言葉を発せず、幼いころから周囲になじめない高校3年生・平良一成と、学校のカースト頂点に君臨する清居奏。クールで美しい清居のことを“王”として崇拝していた平良のこの思いは何なのか…。2人の青年の高校生から大学の青春期を描く。
今回、W主演の萩原利久と八木勇征(FANTASTICS from EXILE TRIBE)に直撃インタビュー。ドラマについて、お互いの美しいと思うところなどを教えてもらった。
ジャンルに対する戸惑いはなかった
――今回は男子学生のラブストーリーですが、内容を聞いたときの印象を教えてください。
萩原:このジャンルの作品は初めてだったので、挑戦だと思いました。ただ、ジャンルとして戸惑いや抵抗があったのではなく、男性同士で身長が同じなので目線はどの高さがいいのか、しぐさはどうすればグッとくるのかなど、見え方一つにしても今までと違うなと思って…。これまでそういう作品を見たことはあったのですが、あくまでもイチ視聴者だったので、どうすれば美しく見えるのかまで考えていなかったんですよ。それをいざ表現する側になってどうすればいいのかとは思いました。
八木:僕もジャンルに対する戸惑いはなかったです。色んな恋愛観はあると思うし、本当の愛というのは男女でなくても成り立つと思うので。愛は自由だし、形は決まっていないはず。その気持ちは撮影に入ってからより強く感じるようになりました。