鈴木浩介コメント
(天達准教授役は)心理学の准教授ということで、とても大人な落ち着いた人物ではないかと思います。そして、整(菅田)に長年寄り添って来ました。整の兄のようでもあり、教授としての顔もあって、時に親のような気持ちも持っているのかな?と思って演じさせていただきました。
見どころはなんと言っても“菅田将暉”が演じる整ではないでしょうか?整が事件を解き明かしていく姿に、みなさんも参加して彼を越えられるのか?打ち負かされるのか?を楽しむのが醍醐味になると思います。
また、松山監督が作る映像の世界観も楽しみです。僕はまだ現場でしか見ていないのですが、現場のカメラワーク、照明などは素晴らしいですよ。ここに音楽が加わることで、さらに素敵になるので早く仕上がった映像を見てみたいです。菅田さんを主演に迎えた、新たな“松山監督ワールド”、監督がどのように料理するのかが、とにかく楽しみです。
第1話あらすじ
秋も深まるとある日、自宅で大好物のカレー作りをしている大学生・久能整(菅田)の元に警察官・薮鑑造(遠藤憲一)、池本優人(尾上松也)がやってきた。近所の公園で殺人事件があり、遺体で発見されたのは整の大学の同級生だという。
どうやら警察は整に疑いの目を向けているようで、警察署まで任意同行を求められてしまう。青砥成昭(筒井道隆)、風呂光聖子(伊藤沙莉)ら刑事たちに取り調べ室で事情聴取を受けるが、話が脱線しがちな上、警察の矛盾点をズバズバと突いてくる、一筋縄にはいかない整との会話に取り調べは長引く。
池本は取り調べ中に、妻との不仲について整に感づかれ、悩みを聞いてもらい始める始末。しかし事件の捜査上でついに、整の指紋が付いた凶器が発見されてしまう。