写真集が20代のいいスタートダッシュになったら
――お風呂でのショットもありますね。
お風呂でのぼせてる状態の女の子ってかわいいなと思ったので取り入れましたけど、うまく表現できてますかね。ほぼすっぴんのナチュラルな感じで、アイドルとしてお見せしてる普段の表情とは全く違ってると思います。
――1冊通して、素の表情がたっぷり収められています。
普段のAKB48の活動中はしっかりしなきゃって意識してることが多いですけど、今回の撮影では子供の気分に戻った感じでワイワイと楽しんでました。“幼なじみの初恋の人とのデート”というのが裏テーマだったので、カメラ越しに相手がいることを想像しながらいろんな表情が自然と出せたかなって思います。
私がカメラを意識していないときに不意打ちで撮るのも上手なカメラマンさんで、普通にしゃべっているときの表情も写ってると思います。
――10代最後の撮影、20代最初の発売になりますね。
10代はAKB48一色の人生でいろんなことを経験させていただきましたけど、10代最後の思い出を1冊に収めていただいて、20代のいいスタートダッシュにもなったらいいなと思います。
――20代の目標はありますか。
18~19歳は(新型コロナウイルスの影響で)あまり活動ができない状況だったのもあって、あっという間の2年間でしたね。それが心残りではあるので、20代は1日1日を無駄にしないように自分にできることを探して、AKB48にも貢献したいなと思ってます。
グループとしては今のAKB48で東京ドームに立ちたいです。個人としてはより一段と自分の名前をたくさんの方に広めたいです。学園もののドラマはまだできると思うので、今のうちにやっておきたいです。
「マジムリ学園」(2018年日本テレビ)はありましたけど、ああいう最強の女の子役ではない、普通の女子高校生役で(笑)。プライベートでは車の免許も取りたいです。
取材・文=青木孝司