どの現場でもやったらいいと思うくらい清々しい
――一番のムードメーカーはどなたですか?
葉山:誰とかは特にないんじゃないですかね。主演ののんちゃん(小瀧)含めて、みんなが盛り上げてくれています。
佐伯:でも、小瀧くんが率先してくれている気はしますよね。
葉山:そうですね。鼓舞してくれているというか。
佐伯:「そういうタイプなんだ」って意外でしたけど、現場でもめっちゃ声出すし、そういうのが僕はすごく好きで。
葉山:僕も勝手にクールなイメージを抱いていたので、割と衝撃でした。盛り上げて引っ張ってくれるので、とても安心してついていけるなと感じますね。
――小瀧さんや、大西さん含め、共演者の裏話や面白エピソードがあれば教えてください。
佐伯:いつも「あーん」ってしてるよね(笑)。
葉山:はい(笑)。でも、ちょっと使えない内容の方が多いですね(笑)! 男が集まってしまうとどうしても(笑)。ギリギリ使えそうなところで言うと、1人ずつのシーンが終わるたびに、みんなで拍手をしたりと、テンションがずっと高いまま維持されている現場ですね。それを率先してくれているのが、のんちゃんと大西くんです。
白洲:あの風習はいつ生まれたの(笑)?
葉山:あれは確か、大西くんのカットの時に、みんなの予想を上回るすごく奇想天外な芝居を大西くんがして…。
佐伯:素晴らしい演技だったんだよね。
葉山:そこで「りゅちぇ(大西)ナイス!」ってことで、のんちゃんが率先してやり始めたんじゃないかなと思います。そこから自然とスタッフさんも拍手するようになって。
佐伯:どの現場でもやったらいいと思うくらい気持ちが清々しいんですよね。
葉山:ありがたいですよね。NG出しても拍手が沸き起こったりして。
白洲:確かに、すごく空気が良くなりますよね。
佐伯:だから、ゲストで来る方は「何の拍手!?」ってなってます(笑)。
葉山:「クランクアップするの!?」って(笑)。
佐伯:あと、小瀧くんと大西くん間のルーティンが出来上がっていて、小瀧くんが何かを言うと大西くんが必ず復唱するんですよ。でも僕らが言っても復唱してくれないんです。
葉山:ジャニーズ事務所の先輩後輩の上下関係は守るけど、僕らの上下関係は無視なんですよ(笑)。そういうのを貫き通している大西くんがすごくかわいいんです(笑)。
佐伯:大西くんは別に無視しているわけじゃないんですけど、「これはこういうルールなんで」とか言って(笑)。僕らが何か言っても「それは言えないです」みたいな顔するんですよね(笑)。あれは、狙ってやってます。小瀧くんが「ポンポ~ン!」って言うと「ポンポ~ン!」って言うし(笑)。
葉山:僕らが「ポンポ~ン!」って言うと無視されます(笑)。
佐伯:あれ寂しいよね。
葉山:寂しいですね。