映画「SING/シング:ネクストステージ」の日本語吹替版キャスト報告会が2月14日に都内で行われ、前作からの続投となる内村光良、長澤まさみ、斎藤司、大地真央と共に、今作の新キャストとなるジェシー、アイナ・ジ・エンド、akaneが登壇した。
興行収入51億円超を記録した大ヒット作の続編で、物語もエンターテインメント要素もスケールアップしている本作。ジェシーは、ミーナ(声:MISIA)が恋をするアイス売りの紳士的な青年ゾウ・アルフォンゾの声を担当する。
アイナ・ジ・エンド、声優初挑戦は「どんどん楽しくなった」
「ジェシー役をやらせていただきましたアルフォンゾです。逆だね!ってことで(笑)、皆さん、ありがとうございます」といきなり場を和ませたジェシーは、「夢のような素晴らしいキャストの皆さんの中にいることが信じられないんですが、MISIAさん演じるミーナと一緒に歌うシーンがありますので、そちらを楽しみにしていただければと思います。緊張感の中、全力で歌いました」と見どころをアピールした。
一流劇場のオーナーの娘で自由奔放な性格のポーシャ役のアイナは「本当に初めてで、『どうしよう? 私でいいのかな?』って思っていたんですけど、指導してくださった皆さんが情熱的で優しくて、そこに身を委ねる感じでやっていったら、どんどん楽しくなってきて、いい経験をさせていただいたなって思っています」と声優初挑戦の気持ちと、実際にアフレコを経験しての感想を伝えた。
同じく声優初挑戦となるakaneは、ストリートダンサーのネコ・ヌーシーの声を担当。大橋卓弥(スキマスイッチ)演じるジョニーにダンスをレクチャーしている。
「普段、振付師としてダンスをつける仕事をしているんですが、今回声優をさせていただいて緊張しましたけど、ダンスがたくさん入っているので楽しかったです。そのあたりも楽しみにしていただけたらと思います」とメッセージを送った。
ジェシー「レーザーが欲しい」というコメントにアイナ「言ってみたい」
ジェシーはSixTONESとして、アイナはBiSHとして、普段は仲間たちとステージに立っているということで、「舞台に立つ上で仲間たちと意見を出し合ったりしますか?」と聞かれ、ジェシーは「いくらお金をかけられるのか分からないので、『炎(の特効)が欲しい』とか『レーザーが欲しい』とか意見をぶつけますけど、あまり深いことは知らないようにしています。知っちゃうと『これもできるんだ』ってなっちゃうので(笑)。打ち合わせでは1時間中40分はふざけていますね」と答える。
一方、アイナは「『レーザーばんばんやって欲しい』とか、そんなの言ってみたいです」と羨ましそうに話し、「私たちは、私が振り付けを全部やっていたり、他のメンバーが作詞をしていたり、作曲もしていたりするので、みんなで作り上げていく感じです。そこにBiSHのスタッフさんが指導してくださったり、ライブを用意してくださる方もいますので、そういう方たちとも一緒に作り上げていく感覚ですね」と答えた。
「売れたらレーザーとかトロッコとかに乗ってみたいです(笑)」という願望を伝えると、斎藤から「売れてるやん!」とツッコミを入れられたが、「もっと(笑)」とアイナは笑顔で返答。その向上心に斎藤も「もっと? わがままだねぇ(笑)」とつられて笑顔に。