堀井新太主演ドラマ「3人のパパ」がTBSで好評放送中。
本作は今を生きる“ゆとり・さとり世代”と呼ばれる男たちが、過去の無責任な行動が原因で赤ちゃんを育てることになり、困難にぶつかりながらも目の前の命と向き合い、共に成長する姿を描くハートフルコメディーだ。
ドラマの魅力に迫る短期連載企画“3パパだより”の3回目では、堀井新太、山田裕貴、三津谷亮演じる無責任な男3人衆の高校時代の同級生で、保育士・渡辺華役の松井愛莉を直撃!
松井に本作の魅力や共演者の印象、役作りについてなど語ってもらった。
――出演が決まった際の率直な感想を教えてください!
うれしかったです! 多少不安はあったんですけど、子供がすごく好きなので保育士役というのはとても楽しみで仕方がなかったです!
――松井さんが演じる“渡辺華”の人物像は?
すごく元気で、保育士の仕事している時はちゃきちゃきこなすけど、でも、(堀井演じる)たっくんのことが好きなので、たっくんのことになると不器用になって、空回りしてしまう女の子です。すごく分かりやすいタイプだなって思います(笑)。
台本を読んで監督と衣装合わせの時に話して、自分の思ってたことと違う部分もあったので、自分の中でいろいろと考えつつ役作りしました。
――華と自身が似てると思うところはありますか?
あまり似ていないかもしれないですね。華みたいに動揺したりしないので(笑)。
作中で華はすごくあたふたしてるんですけど、「どうやればいいのかな」って、最初は悩んだりしました。
――華のようなタイプの女性を演じるのは難しいですか?
楽しいですけど、やっぱり難しいですね…。いちいち反応が大きかったり、声が裏返ったり、そういうあたふた感を表現するのがちょっと難しいです。でも、楽しく演じています!
――子供との芝居が多いと思うんですが、勉強になったことやあらためて認識したことはありますか?
やっぱり「赤ちゃんってかわいいな」って思いますね。自由で自分の思うままに動くし、その様子を見て「こんな自由でいいな」って思います(笑)。
でも、子供と接していると、あらためて「お母さんって本当に大変だな」って感じます。台本の中に「お母さんは24時間一緒にいるわけだし」というせりふがあるんですけど、本当にその通りだなと。
5話では赤ちゃんと接する頻度も多いんですけど、台本読んだだけで「大変だろうな。苦労されてるんだろうな、お母さんは」って思いました。
――確かに、大変そうですよね…! この現場での経験は将来、自身がお母さんになった時に役立ちそうですか?
そうですね、それはすごく思います! 元々子供が好きで、子供が結構懐いてくれる方だと思うんですけど、台本を読んでいて「こういうふうに接すると良いのか、なるほどな」って思うことも多かったです。
――子供と共演するに当たり、心掛けたことなどありますか?
(子役の)ご両親に話を伺って、「こうやったら泣き止むかも」ということを教えていただいたり、私に慣れてもらうように休憩時間もなるべく一緒にいたりしました。
大きくなった2歳の晴大(室野慶心)くんはすごく偉くて、何でもまねするので、「こうやってやるんだよ」って教えてあげるとまねして一緒にやってくれるので、演じる上ですごく助かりました。
でも、イヤイヤ期でもあるみたいで、「きがえない、いや!」とか言ったりもするんですけど、でもやっぱりすごくかわいいですね(笑)。
――本作の魅力は何だと思いますか?
台本を読んでるだけでも笑ってしまうほど面白くて、特にあの3人(拓人&恭平&朔)のやりとりがすごく面白くて好きです! その3人のやりとりに笑いつつ、感動するシーンもあったり、晴大くんには癒やされて…すごく楽しめるドラマになっていると思います!
――堀井さん、山田さん、三津谷さんの現場での印象は?
みんな元気ですね(笑)。主に新太くんだと思うんですけど、台本上のやりとりを見てても、素の3人を見ててもそうなんですけど、すごくみんな自由なんですよね(笑)。そういうやりとりが面白いなって思いながら見ています。
――楽しそうですね(笑)。その3人の様子を見ていて驚いたことはありますか?
新太くんが気合を入れるためにいきなり大声出したり、いきなりせりふを読み始めたりはよくあります(笑)。
急に誰かがせりふを言い出すと、それにみんなが乗っかっていって急に本読みが始まりますね。
――堀井さんから本読みが始まる感じでしょうか?
大体、新太くんから始まるんですけど、控え室にいる時「みんなで合わせよう!」「あそこ合わせよう!」って雰囲気になって、みんなの気持ちが合致した感じだったと思います。
――堀井さんをはじめ、フレッシュな俳優陣がそろった現場ですが、どうですか?
現場の雰囲気がすごく良くて、晴大くんもいるので雰囲気が柔らかくなって居心地がいいです。すごい楽しいです!
みんなで協力し合ってやってる感じがするし、「私も頑張ろう!」って気合が入って、新太くんをはじめ、みんなで頑張って作ってる感じがすごく良い現場だなと思います。温かくて、すごく好きです。
――では最後に、今夜(4月26日)放送の2話の見どころと華として注目してほしい部分などを教えてください!
2話から徐々にみんなの成長が見えてきて、赤ちゃんに悩む3人のやりとりが面白いなと思っていたら急に真面目になるし、すごく面白い仕上がりになっていると思います。
特に、(三津谷演じる)ハジちゃんの暴走が止まらないところが特に(笑)。
華ちゃんに関しては、とにかくたっくんのことになるとひたすらあたふたしてるので、そういうところを楽しんでもらえれば。いつもは普通なのに、たっくんに対してだけコロッと態度が変わっちゃうので(笑)。
キャラクターの個性がそれぞれ違うので、そこも見て楽しんでいただきたいです。
本当にゆとり世代の人物を描いてる内容になってるので、見た人も成長してもらえたらうれしいし、子育てしてる人にも響く内容になっているので、いろいろな人に見てほしいなと思います!
――ありがとうございました!
■第2話あらすじ
拓人(堀井)らは、晴大(石塚錬)をどうするか悩み、1週間だけ預かることを決意。恭平(山田)と朔(三津谷)はお金だけを出し、1週間の面倒は拓人にさせようともくろむ。まんまと口車に乗せられた拓人は会社の託児所に赤ちゃんを預けることに。すると高校時代の同級生だった華(松井愛莉)が、保育士として働いてることを知る。
次回の“3パパだより”は、山田裕貴演じる羽野恭平の婚約者・高橋るい役の相楽樹を直撃! 5月3日(水)昼0時に掲載予定!