鳴海唯、“マネジャー”役で大変さ痛感「ずっと何かに追われているイメージなんです(笑)」<インタビュー>
――今作はラジオがテーマの作品ということで、パーソナリティーになったつもりでお答えください。「この春、リスナーに向けて届けたい曲」は何でしょうか?
春っぽくなくてもいいですか?(笑) 片平里菜さんの「異例のひと」という曲がすごく好きなので、ぜひ聴いていただきたいです。全然春っぽくないんですけど、私自身が今ずっと聴いています(笑)。片平さんの曲は昔から大好きで、私は学生時代に軽音楽部でボーカルだったんですけど、よく片平さんの曲を友達と披露していました。
あとは「女の子は泣かない」という曲も好きです。片平さんは女の子の青春や甘酸っぱい恋を歌った曲が多いので、そういうのを春に流せたら、リスナーの方も新生活がよりワクワクするんじゃないかなと思いました。
――では、少しむちゃぶりを…。作品のタイトルにちなんで、印象に残っている「あの夜」のエピソードは?
確かにむちゃぶりですね(笑)。もう4年前ですが、20歳になった時に誰からもお祝いしてもらえなかったんですよ…。本当に悲しくて、「絶対忘れない!」って思いました。
――友人やご家族にも?
そうなんです。20歳って人生最初の節目ですよね?(笑) 家族は「忘れてた!」って後日祝ってくれたんですけど…。その日に誰にもお祝いされなかったので、自分へのご褒美としてコンビニで初めてお酒を買って独りで飲みました。
よし、大人になった!これから頑張ろう…って高ぶる気持ちはあったんですけど、誰からも祝ってもらえなかったので、あの夜は忘れないですね(笑)。
――お仕事現場であれば、もしかしたらサプライズかも?となるかもしれませんが…。
ちょうどお仕事じゃない日だったんですよね。でも、友達からくるかな、せめて家族には、いや、これドッキリかな…?って(笑)。SNSで「今日誕生日です」というふうに発信すれば誰かは気付くと思うんですけど、それもしなかったので。
寂しくもあり、初めて酒を飲めたのでワクワク感もあり、いろいろな感情があった夜でした。
――最後に春は新生活の季節ということで、これから新生活を迎える読者の方へエールをお願いします。
人間関係で悩むことってこれから腐るほどあると思うんですけど、自分が一番幸せになれる時間だとか、自分へのご褒美、「何をしたら自分が喜ぶのか」ということをちゃんと自分自身の中で理解すると良いと思います。
1週間の中で、お休みの日に自分をいたわってあげることがその後のお仕事へのモチベーションにもなるし、大切なことだなと実感しているので、まずは自分を大切にして、お仕事や勉強をしてほしいなと思います。
――ちなみに鳴海さんのご褒美は?
おいしいものを食べるとか、かわいい洋服を買いに行くことです。女の子はご褒美といっても食べ過ぎを気にしちゃうかもしれないですけど、お仕事や勉強を頑張っているから大丈夫だって、少し自分を甘やかしていいと思うので、抜くところは抜きつつ、やるときはやる!という気持ちで頑張ってください。
◆聞き手=月山武桜
日程:3月20日(日)、27日(日)
公式HP:https://event.1242.com/special/ann55th_anoyoru/
公式Twitter:@ann55_anoyoru