上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がヒロインのバトンをつないできた連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)は、4月4日放送の第108回からいよいよ最終週「2003-2025」に突入した。注目を集めているのは、アニー・ヒラカワ(森山良子)の存在。第108回では、アニーの出生地が明かされた。(以下、ネタバレがあります)
竹村夫妻、木暮さんらの近況判明
冒頭からいきなり時間を大幅に飛び、2022年現在のシーンで視聴者の度肝を抜いた第108回。年老いたるい(深津)とジョー(オダギリジョー)がジャズ喫茶「ディッパーマウス・ブルース」で思い思いにコーヒーを淹れたり、ピアノを弾いたりしている。
未来をほんの少し覗いた後、時代は戻って2003年12月25日。岡山で行われるクリスマス・ジャズ・フェスティバルのため、るいやジョー、トミー(早乙女太一)らが岡山を訪れていた。
続々と、懐かしい顔ぶれも到着した。勇(目黒祐樹)やディッパーマウス・ブルースのマスター・健一(世良公則)のほか、大阪でるいが居候していた竹村クリーニングの和子(濱田マリ)、ジョーが世話になったジャズ喫茶「Night and Day」のマスター・木暮(近藤芳正)らも登場。再会に、るいやジョーも涙を流した。
アニーはシアトル生まれ!?
そんな中、ひなた(川栄)と弟・桃太郎(青木柚)は磯村吟(浜村淳)のラジオを聴いていた。公開間近に迫った映画「サムライ・ベースボール」を取り上げる内容で、ゲストはアニー。磯村は「アニーさんは、1925年、シアトルで生まれた日系アメリカ人…」と紹介した――。
NHK出版
発売日: 2021/10/25