DREAMS COME TRUEの中村正人が4月6日、都内で行われた「ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ」(8月19日公開)の日本語吹替版制作発表会見に、中川大志、山寺宏一、広橋涼とともに出席した。
本作は、全世界でシリーズ累計約13.8億本を記録した日本発の人気キャラクターであるソニックがハリウッド実写映画化、全米でゲーム原作映画史上最高の興行収入記録を打ち立てるなど反響を呼んだ「ソニック・ザ・ムービー」の続編。史上最強の破壊力を持つ“マスターエメラルド”をめぐって、ドクター・ロボトニックやナックルズと戦う様が描かれる。
ソニックの母と言っても過言ではない
同イベントでは、本作の日本版主題歌にDREAMS COME TRUEが歌う「UP ON THE GREEN HILL from Sonic the Hedgehog Green Hill Zone - MASADO and MIWASCO Version -」が、そして日本語吹き替え版エンドソングには日本語歌詞版の「次のせ~の!で - ON THE GREEN HILL - MASADO and MIWASCO Version」が決定したことが発表された。
ソニックが登場した日から、30年以上ゲーム楽曲として愛され続ける曲「Green Hill Zone」を作曲した中村は、日本版主題歌のポイントを聞かれると「ゲームとかビジュアルがソニックの父だとすれば、私はソニックの最初と二番目の音楽を担当しているので、ソニックの母と言っても過言ではないんですけど、2Dから3D、ついにムービーになったということで、ムービーに負けないサウンドに変わっていて、吉田が英語で詞を書き下ろしました」と「Green Hill Zone」のメロディーに吉田美和が詞を乗せたと説明。
30年以上の時を経て、ハリウッド作品となったソニックと再タッグを組んだことについては「まさに夢がかなったって感じですね。30年前はドリカムでデビューしたばかりだったので、全然皆さんに知られていなかったんですね。その頃から吉田美和の歌声を世界に届けたかったので、まさに30年かけてかなった夢という感じです。DREAMS COME TRUEですね」と笑顔で語った。
そんな中村に何か質問はないかと話を振られた中川は「僕のソニックどうですか?」と質問。これに中村は「ソニックの母としては完璧です。ソニックの年齢の設定が低いじゃないですか。その中で男としての魅力も注ぎ込んでいる大志くんはすごいです。1000点くらいです。山ちゃんも言っていました」と絶賛し、中川は「昔から関わっていらっしゃるお二方がいらっしゃるので、僕としては脇汗が大丈夫かなって(笑)」と恐縮していた。
◆取材・文=風間直人
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