今田美桜が主演を務めるドラマ「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」(毎週水曜夜10:00-11:00、日本テレビ系)の第3話が4月27日に放送。仕事でミスをしてしまった麻理鈴(今田)だが、前向きに挽回しようとする姿が胸を打った。(以下、ネタバレがあります)
マーケティング部に異動した麻理鈴がミス
同ドラマは、「BE・LOVE」(講談社)で1997年まで連載していた深見じゅんの人気コミックが原作。1992年には石田ひかり主演でドラマ化されており、“令和版”として30年ぶりに物語が繰り広げられる。
主人公は、ポンコツだけどポジティブな新入社員・田中麻理鈴(まりりん)。先輩社員・峰岸(江口のりこ)の言葉をきっかけに、職場の問題を解決しながら、こずるく楽しく、成り上がっていく姿を描く。
入社前に運命の出会いを果たした“T・Oさん”(向井理)の正体が分かった麻理鈴。出世したかったのは彼に会うためだった麻理鈴は気を緩めるが、峰岸に「今のまま彼に会って思い通りになるの?」と焚きつけられる。第3話で麻理鈴はマーケティング部で働くことになるが、ECサイトのトップページに競合商品を並べて掲載するというミスをしてしまった。
“省エネ節約社員”梨田の横で、麻理鈴が悔し涙
麻理鈴が新たに配属されたのは、マーケティング部の中でも誰にでもできる仕事だからという理由で“おまけ”扱いされているリサーチチーム。麻理鈴を指導することになった梨田(石橋静河)は、仕事はお金を稼ぐ作業と割り切って、老後のために節約しながら毎日を過ごしていた。
そんな“省エネ節約社員”の梨田も、かつては仕事にやりがいを抱いていた。だが、自分の仕事を軽く扱われた経験から今のような境地になったのだった。
麻理鈴のミスで、チームが解散の危機になるも、「いつかこうなると思ってた」と返す梨田。一方、麻理鈴はミスをしてしまう自分の現状と、第一線で活躍する“T・Oさん”との距離も感じ、ポロポロと涙をこぼすのだった。