5月21日(土)に放送された「ツギクル芸人グランプリ2022」(フジテレビ系)で、ストレッチーズ(福島敏貴、高木貫太)が優勝。放送終了後に行われた囲み取材で喜びを語った。同大会は、漫才、ピン芸、コントなどジャンルを問わず、“次世代のスターお笑い芸人”を発掘する年に一度のお笑いコンテスト。MCを務めるのは爆笑問題。
今回、決勝に進出したのは、キュウ、サスペンダーズ、さんだる、Gパンパンダ、10億円、ストレッチーズ、ゼンモンキー、竹内ズ、TCクラクション、ネギゴリラ、ハナイチゴ、パンプキンポテトフライ、ママタルト、森本サイダー、わらふぢなるお(50音順)の15組。ストレッチーズは、ファイナルステージでGパンパンダ、ネギゴリラと競い合い、Gパンパンダとの大接戦の末、優勝に輝いた。
「芸能界に入ってきている感じがする」
放送終了後の囲み取材で、今の気持ちを聞かれた福島は「強いネタを二つ持ってきたので、優勝したいという気持ちがありました。今は、本当に優勝できたんだ…というびっくりもあるし、うれしいです」とコメント。高木は「番組内で『優勝はストレッチーズ!』と言われたときは何のことかよく分かっていなくて。今、囲み取材というものを初めて受けて、何かちょっとだけ芸能界に入ってきている感じがするぞ、と実感してきています」と夢見心地で語った。
「8回くらい家族会議があって…」
ストレッチーズは、ともに埼玉県立浦和高校、そして慶應義塾大学を卒業している高学歴コンビ。大学卒業後に芸人の道を選んだことついて福島は、親から「今も反対されていて、『いつ辞めるんだ』と実家に帰るたびに言われてます」といい、高木も「今は父親も母親も応援してくれているんですけど、大学を卒業して芸人になると言ったときには母親からめちゃめちゃ反対されて、8回くらい家族会議があって、8回泣かれました」と明かした。
現在、福島は医学部専門予備校のチューターのバイトをしているそうで、賞金100万円の使い道については、「今年、バイトを辞めようかなと。一旦バイトを休んで、お笑いに集中するお金にしたいなと思います」と話した。
一方、高木も使い道は「ほぼ右に同じ」で、バイトは「工事現場の前に立って、『すみませーん、ここ通れないんで迂回してくださーい!』の人、やってます」とのこと。「(賞金が)余れば、かっこいい自転車がほしいです。ママチャリが壊れちゃって、お金がなくて買えていなくて…」と語った。