僕、実はホラーが苦手なんです!
――山でのロケはいかがでしたか?
飯島:開放感があって、空気がすごく気持ちよかったですよ。その空気感も映像に出ていると思います。ただ、撮影場所に行くまでが大変でした。まず、登山から始まるっていう(笑)。毎回かなりの時間をかけて歩いて現場に向かっていました。カットがかかって「移動します」と言われてスタッフさんについて行くと、通れるか不安な獣道だったり(笑)。でも、それもいい思い出ですね。
――劇中で、得体の知れない怪物と戦うシーンも印象的でした。
飯島:怪物はCGなので、一人山の中で想像しながらの撮影で、見えない敵と戦うというのは難しかったです。監督に絵コンテを見せていただきイメージを聞いて、想像しながら臨みました。プール槽で行ったワイヤーアクションもすごく暑くて、その中で吊られるのは大変でしたね。戦うシーンは、監督が明確なビジョンを持っていて、細部まで調整をしながらの撮影でした。例えば、ためて攻撃する必殺技は「1秒遅い」って時間も細かく言われたりもしましたし。そのかいあって完成を見たら全く違和感なく、ナナシがナチュラルに戦っていた。あの撮影がこうなったんだ!って感動しました。
――ちなみに飯島さん自身は、ナナシのような霊感はありますか?
飯島:はい、占い師さんによると霊感はあるらしいんですけど…実際に見たことはないです。ただ、肝試し的に、幽霊のうわさがある病院付近に友達と訪れたら、自分たちの周りの街灯だけ消えたことはあって…。僕、実はホラーが苦手なんですよ!昔、ノリで見たホラー映画が怖すぎてちょっとトラウマで…特に苦手なのは、ビックリする系ホラーです。
――そんな飯島さんがホラー作品に出ているとは(笑)。
飯島:そうなんですよ。最初、怖かったらどうしよう、と少しだけドキドキしていましたが、作る側となるとまた別なんだろうなとも思っていて。むしろ撮影ではどこまで見ている人をビビらせられるかな?とか意地悪なことを考えてました(笑)。
青春っぽく友達とワイワイ観てほしい
――このドラマはどんな方にオススメですか?
飯島:ビックリする系のホラーではなくジャンルとしてはホラーアドベンチャーなので、どんな方にも見やすい作品になっていると思います。特に、夏ですしホラーですから学生さんにはピッタリなんじゃないかな。友達とワイワイ集まって、「ちょっとホラー見てみる?」みたいなテンションで見るのにピッタリだと思います。
ホラー作品って怖いのと同時に青春のイメージがありませんか?友達と集まって、一緒にうわー!と騒ぎながら見るのがすごく青春だなって。僕も苦手なのにも関わらず、学生時代には友達とホラー作品を一気に5本くらい借りて上映会をしていました。怖いからほとんど目をつぶっていましたけど(笑)。でもそれも今思えばすごく青春だったので、そういうふうに楽しんで見てもらえたらうれしいですね。
取材・文=鳥取えり
7月22日(金)スタート 毎週金曜 夜11:30
WOWOWプライムにて放送【第1話無料放送】
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「オカルトの森へようこそ THE MOVIE」 8月27日(土)全国劇場【3週限定】公開&デジタル配信開始
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スタイリスト:Nakanishi Nao
ヘアメイク:YUDAI MAKINO(vierge)