――主演の永野さんの印象はいかがですか?
芽郁ちゃんは年下ではあるんですけど、すごく頼もしい存在ですね。 佐奈の真っ直ぐなところとか、芯の強さが芽郁ちゃんとも共通しているなと思っています。佐奈と凛花は真逆の存在で、凛花はどこかで佐奈に憧れている部分があるから、佐奈をライバル視しているのだと思うんですが、芽郁ちゃんがしっかり佐奈を演じてくれるから、凛花も負けたくないっていう気持ちでお芝居できています。
――一緒のシーンは少ないかと思いますが、西島さんはいかがでしょうか?
西島さんとのシーンは1回しか撮影していないんですが、西島さんがドリームポニーのメンバーとお話されているところを拝見した時に、皆さんの支柱のような存在になっているんだなと思いました。西島さんが皆さんを温かく受け入れて、アドバイスとかもされていて、キャストの皆さんが西島さんを頼りにしていて。西島さんがいることによってお芝居の熱も上がって、自然と良い雰囲気が出来上がっているんだなと感じました。
――同作にはいろいろなタイプの男性キャストが登場しますが、石川さんご自身はどのキャラクターに惹かれますか?
えー! 功じゃないでしょうか…!? 佐奈と交わした約束を守ることに葛藤しながら、一途に思っているところに惹かれます。小鳥さんに嫉妬しちゃってる表情を見ると「幸せになってほしい!功頑張れ!」って思います。
SNSの辛辣なリアクションに手応えを実感
――凛花は恋敵の役なので、好意的な反応ばかりではないと思いますが、SNS上での演じる役に対する辛辣なリアクションについてはどう感じていますか?
めっちゃ楽しいです! 自分が出演するドラマの反響が結構気になる方なんですが、ある時「石川恋ってザ・当て馬顔」って書かれていて(笑)。当て馬顔ってどういう顔なんだろうって思いながらも、そういうポジションもいいな、面白いなと思いました。
去年も別の作品で、元カレに執着する役を演じていたんですけど、普段は理性で抑えられる部分も、役ではそれを超えて演じられるのですごく楽しかったです。視聴者の方から、「図々しい女だな」「嫌な奴だな」という反応をいただくと、ちゃんと届いているんだという手応えを感じています。「嫌な役をやっていて疲れませんか?」とか、心配してくださる方もいるんですが、楽しんで演じています。