史実に基づく関係性に期待の声!
黒田の言葉は、視聴者にも「じーんとくるセリフ」「深くて沁みる」と反響を呼んだが、竹中の心にも届いたようだ。
みやびに喝を入れられた今川、真田と共に、竹中は家康の元を離れる道を選択。
信長が、みやびと家康を黒百合高校のメンバーたちから奪還する宣言をしたとき、黒田は教室に秀吉、本多忠勝(阿部亮平)、加藤清正(須賀健太)を集めていた。秀吉が「全員集結や」と言うと、黒田の「否」という声と共に竹中が現われ、ニヤリと笑った黒田は「前進あるのみ」とつぶやいた。
歴史上では、竹中は半兵衛という名でも知られ、秀吉の軍師として黒田と共に“両兵衛”と呼ばれたといわれる。
そんな史実を踏まえ、2人がわだかまりを解き、前に進もうとする展開は熱いものが込み上げた。SNSには「黒田と竹中が遂に…エモい!この二人の共闘待ってた」「胸熱」といった声が。前回、熱い友情を見せた謙信と信玄の関係に続く盛り上がりとなった。
次回、9月11日(日)放送の第11回予告では、もう一人の策士である明智を加えて3人で、みやびと家康の奪還作戦の策を練っているようなシーンがあり、期待が高まっている。
◆文=ザテレビジョンドラマ部