信長の「鳴くまで待とう」の真意に感動
そして、黒百合高校のアジトである教会に乗り込んだ信長と本多忠勝(阿部亮平)が、ペリーの部下たちを鮮やかに倒した。すると、なぜか「鳴くまで待とう…」と言って座り込む信長。
そのころ、教会の中では忍び込んだ秀吉と龍造寺隆信(草野大成)が戦っていた。けんかに弱い2人はやられっぱなしだったが、秀吉は家康に語り掛けた。
「気付かんかい! アホ! この天性の人たらしが命がけで口説いてんねんぞ。お前、信長がどんな思いでこの策立てたか分かってんのか。お前が一人じゃないって伝えたくて、お前が加わって初めて完成する作戦作ったんやろが! 立て、家康! 最後の一手はお前や」
その言葉に、家康は体を縛っていた鎖を引きちぎって立ち上がった。本来、信長の性格を表す句は「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」で、「鳴くまで待とう~」は家康であるが、信長の「鳴くまで待とう」と信じる心が、家康を動かした瞬間だった。
今回もタイトルがTwitterのトレンド入りする反響となり、「今まで活躍が少なかった武将達も見せ場があって見応えあったな~」「謙信・信玄の共闘が最高すぎる」「今回も激熱で面白すぎた!」「歴史好きになりそう」といった感想が寄せられた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部