ボーイズグループ・BTOBのメンバーで、「トッケビ」「サンガプ屋台」などで俳優としても活動しているユク・ソンジェが、除隊後初のドラマ「ゴールデンスプーン」で、今までに見せたことがないシリアスな演技で新たな一面を見せている。
金のスプーンで親を入れ替え
この作品は、同名のウェブトゥーンが原作の、使うと親を替えることができる金のスプーンを手に入れた貧しい家庭の青年が、そのスプーンを使って、金持ちと貧しい生活の人生を行き来する人生アドベンチャーストーリー。
9月23日より韓国MBCにて放送開始。日本では「ディズニープラス」内「スター」ブランドで、同じく9月23日から毎週金曜土曜に韓国での放送終了タイミングで配信されている。
ソンジェが演じるのは、売れない漫画家の父を持つ、貧しい家庭の高校生・スンチョン。金持ちの子女だらけの学校に通っている彼は、彼を見下しているイジメグループから連日ひどい仕打ちを受けている。
そんなある日、彼は露店商から“自分の親を替えられるスプーン”を買う。替える方法は、自分が親にしたい人物の家庭で、そのスプーンを使って3回食事をすること。半信半疑だったが、彼はクラスメートの“トシングループ”の会長の息子・テヨン(イ・ジョンウォン)に目を付けた。そしてテヨンに近づき、彼の家で何とか3回食事をして、テヨンと人生を入れ替えることに成功した。望んだ人生を手に入れ、まさに“この世の春”状態のスンチョンだったが、今後、彼は波乱の人生を送ることになる。
笑顔を見せないソンジェの演技が新鮮
ソンジェが、この「ゴールデンスプーン」を、除隊後の俳優復帰作として選んだのは、「演技の幅を広げたいと思ったから」。今回のスンチョン役は、「トッケビ」のお気楽な財閥御曹司・ドクファや、「サンガプ屋台」の屋台バイト・ガンベのような明るさはなく、貧しい苦しい生活のせいか心に闇をかかえていて笑顔もほぼ無く、目の奥に野心が見える人物だ。制作発表会見で、彼は「重くてシリアスな一面が見せられると思う」と演技に対する自信を見せていた。
また監督も、ソンジェが除隊したときに会った際に「“何でもできる”という気概を感じた」と言い、「難しい役割だったが、やれるという自信がみなぎっていて、信じて撮影することができたし、最高の集中力と機転、瞬発力を見せてくれた」と、大絶賛だった。
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/the-golden-spoon
▼ ディズニープラス特集ページはこちら
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン