コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、ハミタさんの漫画「知見を深めた勘違い」だ。同作は、完璧な人工知能アンドロイドをつくった博士と、そのアンドロイドとのストーリー。言葉を学習させるためにレポートを提出させるが…という内容だ。9月8日に投稿されたツイートには、3.6万いいねを超える反響が集まっており、「すれ違いってレベルじゃない」「可愛すぎ」「お互い勘違いしてる」「どっちも思い込みが強い」などといった声があがった。作者のハミタさんに話を伺い、創作の裏側などを語ってもらった。
作者のハミタさんへインタビュー
――「知見を深めた勘違い」は3.6万いいねを超える反響です。ここまでの反響となったことについて率直な感想をお聞かせください。
ロボットの女の子需要がツイッター漫画上では未知数だったので、内容が刺さればウケるのだと確認できてうれしかったです。
――「知見を深めた勘違い」は人工知能アンドロイドをテーマとした作品です。このテーマで執筆しようと思った理由、きっかけをお聞かせください。
“人工知能の反乱”という題材の作品をよく目にしますが、「成長の段階での自我の目覚めというシステムが反抗期みたいだなぁ」という思い付きから、娘の反抗期に四苦八苦する父親の構図を人工知能の反乱に置き換えてみました。
AIに対しては「自分なりの付き合い方を考えて折り合いをつけていきたい」
――「知見を深めた勘違い」に込めた思いがあればお聞かせください。また、この作品を通して、読者に伝えたいことはありますか。
昨今の人工知能の進化は目を見張る勢いで、AIを用いたイラスト制作などの技術も出てきました。今後、創作をしていく身としては、それらを頭ごなしに否定していくのではなく、自分なりの付き合い方を考えて折り合いをつけていきたいです。
――今後、漫画で描いてみたいテーマがありましたら、お聞かせください。
自分がツイッター上で描いている漫画はあくまでも短ページの読みやすさを基調としたものなので、その制約の中で本格的なSFや人間ドラマを描けたら面白そうだと思っています。
――作品を読んでくれている読者やフォロワーにメッセージをお願いします。
皆さんが面白いと思っていただけるような漫画を作っていければと思うので、暇つぶしがてら読んでいただけるとうれしいです。よろしくお願いします。
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