自信が持てて、ちょっと安心できるようなエッセーを
――エッセーも掲載されていますが、どんなことを書きましたか?
皆さんが自分に自信が持てて、ちょっと安心できるような内容のエッセーを書きたいなと思ったんです。私も以前は悩むことの多いネガティブな人生を送っていたので、同じように悩みを抱えた皆さんが読めばちょっとポジティブになれるようなエッセーにしました。「ポジティブ思考になった私はこう思っているよ」みたいな。
いろんなことを言ってくる人もいるけど、自分は自分らしく生きるのが一番いいと私は思ったんです。自分に自信がなかった時は、周りに合わせすぎていました。そういう人は他にもたくさんいるんじゃないかなと思うので、そういった方にぜひ読んでほしいなと思います。
――岩田さんはなぜポジティブ思考になれたのでしょうか?
STU48に入って変われました。それまでは全然自分に自信がなかったんですけど、「ひなちゃんだから応援しているんだから、ひなちゃんはひなちゃんらしく活動していいんだよ」と言ってくださる、本当にやさしいファンの方がたくさんいたので、今度は私が返せるように、と思って頑張りました。
アイドルになったことで自分に自信がついた
――アイドルになったことで、ポジティブになれたんですね。
そうですね。アイドルになったことで自分に自信がついたし、ファンの皆さんがいてくれたから本当に変われたんです。
――ではネガティブな方は、アイドルになるのがおすすめ?
それは大変なこともいっぱいあるので簡単には言えないんですけど…(笑)。ただ、私にとっては転機でした。
――岩田さんにとっての大変なことってどんなことでしたか?
私は「瀬戸内の声」という曲からずっとフロントメンバーとして活躍させていただくことが多かったんですが、本当に自分に自信がなかったので、「どうして私はこんなところにいるんだろう」と考えることがあったんです。とにかくネガティブ思考でした。
でも、今は自分らしくのびのびと活動できていますし、こうして写真集の夢もかなっているので、これからも苦難はあると思いますが、皆さんと一緒なら頑張れるなと思います。