平野紫耀“黒崎”「あいつを止める最後のチャンスなんだよ!」宿敵との“だまし合い”がついに決着<クロサギ>
King & Prince・平野紫耀が主演を務める金曜ドラマ「クロサギ」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の第5話が、11月18日(金)に放送される。同作は、詐欺によって家族を失った主人公・黒崎高志郎(平野)が「詐欺師をだます詐欺師=クロサギ」となって、本当の「敵」を探し出し打倒していく物語。
2022年の現代を舞台に“クロサギ”が暗躍
原作は黒丸・夏原武による漫画「クロサギ」シリーズ。今作は、2013年に全42巻で完結した漫画シリーズを原作に、いわば“「クロサギ」完全版”として新たにドラマ化。「詐欺」が身近な脅威となっている2022年の現代を舞台に、今の日本でリアルに発生している詐欺にクロサギが立ち向かっていく。
同ドラマには、検事になることを目標に勉強している大学生・吉川氷柱を演じる黒島結菜や、甘味処「かつら」の店主で、裏の顔は詐欺業界のフィクサー・桂木敏夫を演じる三浦友和も出演。
また、警察庁のキャリア組・神志名将を井之脇海が演じる他、中村ゆり、山本耕史、坂東彌十郎、船越英一郎ら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。(以下ネタバレを含みます)
宿敵との直接対決へ…黒崎が御木本に“尋ねたかったこと”
11月11日に放送された第4話では、早くも宿敵・御木本(彌十郎)との直接対決が描かれた。前回対峙した白石(山本)から得た情報をもとに、御木本の会社を調べ始めた黒崎。そして、大掛かりなM&A(企業の合併・買収)詐欺を仕掛ける御木本にとってターゲットの一つである、小田倉商事の幹部陣と接触する。
白石に用意してもらった“まほうのどうぐ”を駆使して、見事御木本をわなにかけることに成功した黒崎。スカッとする展開が反響を呼ぶ中、SNS上では黒崎と御木本の再会シーンが話題になった。
目の前にいる人物が“クロサギ”だと気付き「なるほどね、お前があの黒崎か」そう笑った御木本に対して、「ずっと聞きたかった、お前ほどの詐欺師が何で俺の父親を狙った?」と尋ねた黒崎。振り絞るように出した声は悲しげだが、少し潤んだ目からは怒りや憎しみといった感情が伝わってくる。
すると、「餌に食いついたカモだったからだろ?意味なんてない。平凡な父親ほど自分の子どもを特別な存在にしたがる。そのための金が欲しくなる。お前の親父は幸せだなぁ。期待に応えてやったじゃないか。息子がクロサギという特別な存在になった。まぁ、顔なんて覚えてないけどな」と、嫌味たっぷりに笑うのだった。
その後、神志名(井之脇)らによって逮捕されるも、すぐに釈放された御木本。次回、第5話ではそんな御木本を追って黒崎は海を渡る。人生を狂わせた張本人との直接対決は、早くも決着のときを迎える。御木本によって苦しみ続けてきた黒崎が第5話で見せる“表情”に期待したい。