徳永えりが現場での支えに
――現場で印象に残っていることはありますか?
皆さん気さくにお話ししてくださるのですが、特に徳永えりさんとは一番おしゃべりしていて、気に掛けてくださっています。徳永さんの事務所に、乃木坂46の後輩の柴田柚菜ちゃんが所属していたので、共通の知人として乃木坂46の話もできたり、最近だと松村沙友理さんと作品でご一緒なさっていたので、その話題にもなりました。
徳永さんがアイドルに対してリスペクトがあるという話をしてくださって、「今まで一生懸命頑張ってきたんだね」と言ってくれて、そこからすごく甘えられるようになりました。
それまでは、緊張して、壁に背を預けてどこから声を掛けられてもすぐに返事をできるように気を張っていたのですが、そこからは、お弁当もドキドキせずに取りに行けるようになりました。
――共演者の意外な一面などがあれば教えてください。
皆さんワンテーク目でOKが出ることのほうが多いのですが、それが本番なのかテストなのか分からないくらいテストからナチュラルに入っていかれるんです。船越さんがテストだと思ってやっていたことが実は本番で、いつの間にか撮影が終わっていたことがあって、「大丈夫だった、今の!?」と慌てている姿を見たことがあります。
また、柳沢慎吾さんは、ご自身のせりふがないときにふざけてくるんです(笑)。カメラに映っていないところで絶妙な表情をして笑わせてくるので、三度見くらいしちゃうこともありました。それで一度NGを出したこともあるんですけどね(笑)。
でも、そうやって裏側でもコミュニケーションを取ってくださって、ムードを明るくしてくれるので助かっていました。