あの美貌でキツい言葉を放つ藤さんが大好き!
「ハコヅメ」は本当に警察官をされていた方が作者ということで、自分が知らなかった単語も出てきてリアルだし、裏側を知ることができている感じが楽しいです。あとは、警察の世界で例えたらこう、みたいなのが面白いんですよね。
第6話の合コンのエピソードでも、藤さんが「警察」という仕事は言わないんですけど、あながち間違ってはいないみたいなことを言ってはぐらかすんですよ(笑)。仕事を聞かれて「事務を少し」みたいなことを言うと、川合が隣で「ん、事務? 実況見分か!」って(笑)。警察官の事務=実況見分っていう部分に「なるほど!」と思いました。
合コンでたまたま隣の部屋になってしまった藤さんと源が一旦外に出て話し合うシーンでは、藤さんが「邪魔したら殺す…社会的に」って言うんですけど(笑)、あの美貌でこういうキツい言葉を放つところが大好きです! 芯があって誇り高くて、「能ある鷹は爪を隠す」の鷹みたいなイメージですよね。
山田がチカンの事件を担当した時、源と藤さんに助けてもらって「俺は、困った時ほどこの二人の背中を探してしまうのです」と言うのも、「そうだよなぁ」ってすごく納得でした。この二人にいっぱいシバかれてきたんだろうけど、それでも尊敬できる後輩思いの先輩なんだろうなって。それで山田に頭を下げてお礼を言われた藤さんが、照れ隠しで「非番でかり出したからには奢ってくれるよね?」みたいなこと言って、山田が「そしてまた、いっそう嫌いになるんです」と心の中で嘆くところまでのお決まりの流れが、もう最高!
ありのままの藤さんでいるからこそ築くことができているこの関係、腐れ縁みたいな関係が素晴らしい! 一生この4人で警察をやってくれてたらいいのにって思います。
KADOKAWA アニメーション
KADOKAWA アニメーション
KADOKAWA アニメーション
KADOKAWA アニメーション