――本当のパパのような気持ちになりますか?
そういう心境になりますね!
最初は「かわいい!」くらいだったんですけど、今では「愛してる!」という感情表現になりました(笑)。癒やされますよね。
多分、裕貴も三津谷君もスタッフさんもみんな、“かわいい”から“愛してる”になってると思います。本当にいとおしいです!
ドラマが終わったら、間違いなく“晴大ロス”になりますね(笑)。
みんなをメロメロにさせる魅力があるんです、何ですかねあの一瞬でみんなの心を持っていくパワー…赤ちゃんに嫉妬してます(笑)。
――作中では晴大を通して成長していく3人のパパが描かれていますが、作品を通して、成長したなと思うことはありますか?
この作品を通して、コメディーの原点が見えた気がします。
共演者の芝居を見て感じたことなんですけど、チェック中にモニター見ながら、全力でやっていることがずれているのが、客観的に見てやっぱり面白いんだなと。
会話劇ってすごく難しいんですよね。でもみんなすごい良いお芝居をされていて。
練りに練られたすごく良い台本でやらせていただいていただいてるので、どう理解して、どう芝居に落とし込んで、どう画面に映して、バランスよく30分以内に見せていくのか。
僕の中ではとても勉強になりました。あと、赤ちゃんが相手で、どんなに頭の中で考えていても覆されることがたくさんあったので、それに対応する瞬発力はこの現場で鍛えられたと思います。
他の現場でも生かせるんじゃないかと! 僕ちょっと演技がうまくなった気がします(笑)。
――最後に、第9話の見どころを教えてください。
9話でとうとう晴大のお母さんが現れるんですけど、DNA鑑定で誰の赤ちゃんか判明するのか、そしてお母さんが現れたことで、この先3人のパパは存続するのか、それとも崩壊するのか…。
崩壊しちゃったら、寂しいですよね…3人のパパが離れたら…僕は存続してほしいと切に願っているんですけど…(笑)。
僕たち3人のパパどうなるのか、晴大どうなるのかに注目していただければと思います!
――ありがとうございます!
■第9話あらすじ
突然シェアハウスに晴大(室野)の母と名乗る坪井亜沙美(小島梨里杏)という女性が訪れてくる。対面した拓人(堀井)は、亜沙美が過去に関係を持ってしまった人だと気付く。
自分が晴大の本当のパパかもしれないと拓人が考えている中、亜沙美は晴大の本当の名前は“翔馬”だと言い、晴大を引き取りに来たと告げる。
しかし、恭平(山田)と朔(三津谷)は引き渡しを断固拒否。本当の母親が現れたことによって、3人のパパは晴大の本当の幸せについて考え始め、そして、拓人は「3人で話し合って、晴大のこれからを決めたい」と恭平と朔に打ち明ける。
ついに来週最終回を迎える本作。次回の“3パパだより”では、最終回をより楽しむためのポイントを松本友香プロデューサーに聞いた! 6月21日(水)昼0時に掲載予定!