横浜流星が主演を務める映画「ヴィレッジ」の公開日が4月21日(金)決定し、場面写真が一挙解禁となった。
横浜流星が新境地を魅せる映画「ヴィレッジ」
本作は「村」という閉ざされた世界を舞台に、そこで生きる人々のきれいごとだけでは生きていけないリアルな姿を描き、同調圧力、格差社会、貧困、そして道を誤ったら這い上がることが困難な社会構造の歪みといった、現代日本が抱える闇をあぶり出す異色のサスペンス・エンタテインメント。
日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した「余命10年」など多くの話題作を手掛ける藤井道人監督と、日本映画の変革者として絶えず注目作を世に贈り出してきた故・河村光庸プロデューサーの遺志と遺伝子を受け継いだ注目のスタジオ・スターサンズの制作チームが結集して人々のリアルに迫る、いま語るべき私たちの物語を作り上げる。
主人公の優を演じるのは横浜。どこにも居場所を見つけられずに生きてきた青年が、自分とこの世界をつなぐ唯一の希望を守るためダークサイドに転じる姿をリアルに体現し、黒木華、古田新太、中村獅童をはじめとしたキャストとの共演で、“今までに観たことない横浜流星”として新境地を魅せる。
横浜流星“優”の危うげな表情など“ムラ”の闇を感じさせる場面写真、一挙解禁
この度、本作の公開日が4月21日(金)に決定し、場面写真が一挙に解禁となった。今回解禁となった場面写真は、まるで取り憑かれているかのような虚ろな眼差しで、村に受け継がれてきた薪能の面を見つめ、閉ざされた＜ムラ＞の中でひとり孤独に耐え、絶望と怒りを目に宿した危うげな優(横浜)の表情や、光吉(中村)に誘われ薪能の祭りへ訪れた際の優と美咲(黒木)、村長である父・修作(古田)の権力を傘に優をコケにする透らの姿が切り取られている。
また、ごみ処理施設の敷地で優と共に作業にあたる龍太(奥平大兼)、表情なく金網の向こうに広がる何かを見つめる美咲と、弟・恵一(作間龍斗)の姿も到着。さらに、霞門村(かもんむら)に受け継がれる伝統的な薪能の数少ない舞手であり、ある事件をきっかけに村を離れて刑事となった光吉(中村)が、美咲に能の稽古をつけるシーンも切り取られた。村長として豪腕を振るう修作が優に語りかける意味深なワンシーンからは、どこか不穏な空気も感じられる。
