松本潤が主演を務める大河ドラマ「どうする家康」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第4回「清須でどうする!」が1月29日に放送された。織田信長(岡田准一)の妹・市(北川景子)が初登場し、その凛としたキャラクターで視聴者を魅了。Twitterのトレンド入りを果たす反響を呼んだ。(以下、ネタバレがあります)
お市殿、颯爽と登場!
「リーガル・ハイ」や「コンフィデンスマンJP」で知られる古沢良太が脚本を務める「どうする家康」。ひとりの弱き少年・松平元康(松本)がさまざまな決断と失敗を繰り返す中で成長し、天下人・徳川家康になるまでを辿る。家康の母・於大の方を松嶋菜々子が、“戦国最強のレジェンド”武田信玄を阿部寛が演じる。
第4回では、今川から離反した元康が織田信長と対等な同盟を結ぶべく、清須に乗り込むエピソードが描かれた。
柴田勝家(吉原光夫)や木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉、ムロツヨシ)ら織田勢の家臣たちも本格登場したこの回。久しぶりに信長と相撲稽古をした後、元康は面をつけ薙刀を手にした小柄な武者と槍でやり合うことに。元康が追い詰めたその相手が、市だった。
長い髪を高い位置で結い上げ、「お久しゅうございます、竹殿」と見せた笑顔は輝くように美しい。元康とともに馬で林を抜けるシーンでは馬上で背筋をピンと伸ばし、見事な乗馬の腕前を披露した。
「力さえあれば何でも手に入る」
元康に清須を案内し、低くよく響く声で「乱世とはまことに愉快な世であることよ。力さえあれば何でも手に入る。力さえあればどんなに大きな夢も描ける。ただし、男であればな」と語った市。