そして今回、トークショーの途中からゲストとして15年以上前からWOWOWに加入していて、自称「社長より詳しい」という水田もトークに参加。異世界居酒屋「のぶ」シリーズも熱心に見ているという水田から、キャスト・監督に質問するという形で、フリップトークを展開することに。
そこで水田から「品川組ってやっぱり怖いですよね？」という質問が。その理由として、水田が「すごい若手の時、大阪の劇場で大阪の若手だけの番組をやっている時にゲストで品川さんが来てくれて。畳のある部屋で品川さんが寝っ転がっている時、プロデューサーが『プロデューサーの○○です。お願いします』って言ったら、そっちを全く見ずに『ういっす～』って…」と暴露すると、品川は「あのね水田くん、その品川は死んだの。さっきもWOWOWのプロデューサーに(お辞儀しながら)『よろしくお願いします』って言ってたでしょ？」と、不遜な態度は若気の至りであったと釈明し、会場を沸かせた。
品川監督は「とにかく優しい」
また、その流れで「品川監督あるいは、品川組の撮影現場について今だから言いたいこと」という質問も。
それについて、庄司は「(品川は)『とにかく優しい』。本当に。僕はそこまで演技やお芝居での活動はしてないから不安で現場に入って、不安ながらも頑張ってやるんですよ。そしたら『いいねえ！』とか、皆さんがいる前で『めちゃめちゃよかったよ』って言うんです。僕の肩をたたきながら。めちゃめちゃうれしいんですけど、ここからは文句になります」と急にトーンを落とし、「もっと若手の時にそれをやってくれよ！それがあったら、もっと品川庄司として若手の時に結果が出てたんじゃないかなって。厳し過ぎたんですよ」とクレームも織り交ぜつつ、品川の優しさに感謝した。
それを受けて、品川は「でも、本当に庄司はすごくて、どんなにページにセリフがあっても、ほとんど間違えない。リハから。セリフを現場で足すこともあるんですけど、長ゼリフの中に一つ入れるとか難しいのに、完璧にやってた。ただ、クランクアップのあいさつだけ5回かんで、スベってた(笑)。芝居であんなにかまないのに、本当の笑いにいこうと思ったらめっちゃかんでた。でも、お父さんの哀愁とか本当に良かったですよ」とイジりも交えつつ、相方を誇らしそうに称賛していた。
異世界居酒屋「のぶ」とは
蝉川夏哉のライトノベルを実写化した同作は、ある日突然中世ヨーロッパ風の異世界の古都・アイテーリアにつながってしまった居酒屋「のぶ」を舞台としたグルメファンタジー。大谷演じる“大将”こと矢澤信之が、生ビールや唐揚げといった庶民的な居酒屋メニューで異世界の住人たちの心とお腹を満たしていく温かな人間ドラマが熱く支持されており、2020年にSeason1、2022年にSeason2が放送され、放送中のSeason3は3月17日(金)に最終回を迎える。
◆取材・文・撮影＝ブルータス・シーダ(STABLENT LLC)
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
![WOWOWオリジナルドラマ 異世界居酒屋「のぶ」Season2～魔女と大司教編～ DVD-BOX(３枚組) [DVD]](/assets/v3/img/lazyimg.gif)
よしもとミュージック
発売日： 2023/01/18
