チケットが販売されるや即日完売。3月4日(土)、5日(日)に東京・日本武道館で開催されるイベント「東京03 FROLIC A HOLIC feat. Creepy Nuts in なんと括っていいか、まだ分からない」への期待が高い。東京03が芸人や役者、ミュージシャンやアイドルなどと「もっと自由に、もっとふざけて」をコンセプトにはじめたエンターテイメントショー。作家のオークラ氏が作・演出、テレビプロデューサーの佐久間宣行氏が監修を務めるというだけでも胸が躍る(佐久間氏はキャストとしても出演)。佳境に差しかかった稽古現場で、東京03の飯塚悟志とオークラ氏に話を聞いた。
飯塚悟志「すごいところまで来た」
――日本武道館でコントライブができるなんて、すごいことです。
オークラ:デカ箱でコントライブをやりましたというのではなく、武道館でやる意味のあるライブにしたいと思っています。これが記念ライブの終わりじゃなくて、始まりなんだという。
飯塚悟志:へー。「これが始まりなんだ」って、初めて聞いたんですけど。
オークラ:今、いい言葉を言ったんで(笑)。
飯塚:僕は正直、よくここまで来たなぁ…なんですよ。オークラとは20代から本当にいろんなユニットライブをやらせてもらって。それこそ、プーク人形劇場っていう60人ぐらいしかお客さんがいない所から始まって、シアターD、北沢タウンホールと徐々に大きくしていっての武道館なんで、ゴールだと思ったけど、始まりなんだね。
今聞いてびっくりしましたけど感慨深いです。オークラはずっと「音楽とお笑いを融合させたライブをやりたい」と言っていて、僕たちの単独ライブもちょっとずつ規模を大きくしていって、今回はフィーチャリングCreepy Nuts。多ジャンルの人たちがゲストとして共演してくれて、すごいところまで来たなって。
Creepy Nutsとの共演
――役者としてのCreepy Nutsさんはいかがですか?
オークラ:僕は、Creepy Nutsを見て武道館ライブをやりてぇなと思ったところがあるので、やっぱりいいなぁと思うのと、僕たちがこれまでにやってきた「FROLIC A HOLIC」という中でのハマり方がすごくいいと思っています。多ジャンルとコントをするのも、役者じゃなくて、その畑の人じゃないのに…というところが、今はいい形で出ていると思います。
飯塚:稽古で一緒にコントをやっていて楽しいですよ。R-指定くんは勘がいいし、言い方、顔の表情、所作はすごくうまいし面白い。DJ松永くんは、爆発力がありますね。予測できないことをする。急に大声を出したり。二人はまったく別タイプの面白さを持っている。音楽に関してはオークラに全任せなんで、僕はまったく分かっていないけど、コントに関しては楽しいです、やっぱり。
――2月15日に放送されたラジオ「佐久間宣行のオールナイトニッポン0」(ニッポン放送)にお二人そろってゲスト出演した際は、せりふを覚えてこない松永さんのことを嘆いていました。
飯塚:あははは(笑)。聴いてくれたんですね。たまたまあの日は如実に出ていたんですけど、当日はたぶん大丈夫だと思いますけどね。まぁ、間に合わなかったときはどれだけフォローできるかっていう、自分への課題でもあります。
オークラ:そうだね。
飯塚:昔、オークラと一緒に「漫画みたいにいかない。」(日本テレビ系)というシチュエーションコメディーをやって、その舞台版をやったときに、舞台経験がない山本舞香ちゃんとか山下健二郎くん(三代目 J SOUL BROTHERS)とかと喜劇をやって、不測の事態というか、アクシデントがあったんですよ。あれでだいぶ鍛えられましたね。誰かしらせりふが出てこないとか、よくあることなので。だから、なんとかなると思いますよ。
オークラ:ないに越したことはないけどね。
飯塚:あったらあったでもね、今回はお祭りですから。
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