「みんな白石監督に撮ってほしくなるんじゃないかな」
白石監督って天才じゃないですか。だから監督が言ってることに近づけるように努力してる毎日というか。なんかね“映画”って感じです。ワンカットにめちゃめちゃ時間をかける。テレビドラマではあり得ない時間で。だから僕のて思ってます。幸せですよ、全く色の違ういい作品が続いていて。休むヒマはないけど、最高の役と作品に巡り合えてるから、今やらないでどうする!って。フルスロットルで毎日生きてます。
あとはその状況にいれば、自然中では全く「罠の戦争」とは違う作業が心の中で起きていて、それが楽しいんですね。あんまり舞台とかテレビとか映画とかって分けて意識はしてないんだけど、白石監督が撮ってくれると、映画だ!って感じます。多分、みんな白石監督に撮ってほしくなるんじゃないかな。演技してる人たちは。特に男性は。すごい吸引力があるんです。現場とか俳優さんとかを吸い込んで引きつけて引っ張ってくれる。
映画「孤狼の血」( ’18年)とかもハードボイルドな画面にエネルギーがあふれてるでしょう。怖さだったり狂気みたいなものが。現場でも僕はそれをすごく感じるんですよ。僕の心の格之進をすごいバキュームみたいなので吸われている感じで引き出してくれる。そういう感覚は初めて。だから僕も気合が入ってるし、自分がそういう現場に染まっていってるのがとても楽しい。これも僕の代表作になっちゃうんじゃないかなって思ってます。幸せですよ、全く色の違ういい作品が続いていて。休むヒマはないけど、最高の役と作品に巡り合えてるから、今やらないでどうする!って。フルスロットルで毎日生きてます。