「愛の不時着」などの大ヒット作品を次々に送り出しているスタジオドラゴンが制作し、「皇后の品格」「ペントハウス」などの脚本家・キム・スノクがクリエイターとして参加している復讐スリラー「パンドラ 偽りの楽園」。第7話と第8話で衝撃の事実が明かされ視聴者を驚かせた。(以下、ネタバレを含みます)
セレブ妻の復讐劇
本作は、完璧で幸せだった人生が、実は何者かの思惑により作られたものだと知った美しいセレブ妻・テラが、彼女の人生を意のままにしようとした勢力に反撃していく韓国ドラマ。毎週土曜・日曜に、ディズニープラスで配信され、全16話編成となる。
4月1日・2日に配信された第7話・8話で、主人公・テラ(イ・ジア)のボディガード・ピルスン(クォン・ヒョンビン)の正体が、死んだと思われていたテラの弟・ハジュンで、過去に大統領を暗殺していたことが明かされた。
左胸に「105」の数字…
テラは、事故で記憶を失くした「50」と呼ばれる殺人マシーンだった自分に、裕福な生い立ちの偽りの人生を与えて意のままに操ろうとしていた夫のジェヒョン(イ・サンユン)に復讐を誓うが、彼の思惑や目的を探る為、何も気づいてないフリで、従順な妻を演じ続けていた。
そんなある日、テラは謎の人物に襲われるが、その人物は夫がテラのボディガードとして連れてきたピルスンだった。彼はテラを常に守り、なかなか他人に心を開かないテラの娘・ジウも珍しくなついていて、テラはピルスンを好ましく思っていた。味方だと思っていたピルスンが自分を襲ってきて、混乱しながらも応戦するテラ。そして彼女は、シャツがはだけた彼の左胸に「105」と刻まれているのを見る。それは、死んだと思っていた弟・ハジュンに刻まれていた数字だった。
大統領を暗殺した真犯人は…?
これまでテラは、過去に大統領を暗殺したのは「50」だった時代の自分だと考えていたが、実は記憶に誤りがあった。
15年前、テラは大統領暗殺の命を請けたが実行寸前で引き金を引くのをためらった。その一瞬の隙に、別の誰かが大統領に銃弾を撃ち込んだ。銃弾が発射された方向を見ると、そこには弟のハジュンが。そしてその傍らには、テラを殺人マシーンに育てた組織を率いていたハヌル精神病院のキム院長が立っていた。
ハジュンは、「50」が病院から逃がして、普通の生活を送っていたはずだったのだが、キムに連れ戻され、殺人マシーン「105」として育てられていたのだった。彼は、キムに「姉が暗殺に失敗すれば、死ぬ」と脅され、姉を守る為に代わりに引き金を引いたのだった。大統領を殺したのは、「50」ではなかったのだ。
弟が自分と同じ道を歩んでいたことにショックと怒りがこみ上げながらも、彼女は弟をキムから助け出して、逃走。しかし、乗っていたバイクは追っ手に激突され、道に投げ出されたハジュンが敵の車に轢かれるのを「50」は目撃し、自身も瀕死の重傷を負うのだった。この事故が“ホン・テラ”として生きることになったきっかけだ。
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/pandora-beneath-the-paradise
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