主演・三浦海里は「勘がよくて、同時に品がある」
──先ほど「オーディションを通過してきただけある」とおっしゃっていましたが、改めて主演・三浦さんの俳優としての印象を教えてください。
とにかく勘がよくて、同時に品がある。感情移入しちゃうのでオーディション(ABEMA「主役の椅子はオレの椅子」)は見ないようにしていたのだけど、野心だけで上がってきたんじゃないんだなと思いました。あの椅子を奪い取ったのは必然だったんだと。勘が良くて、人が良くて、すごく真っ当ないい俳優。これからどうなっていくのかがとっても楽しみですね。できれば違う作品でまた一緒にやれたらいいなと思います。ものすごい殺人鬼とか、どこかの県庁の真面目な職員とか、いろいろな役柄で使ってみたい。
──そのほかのキャストで特に印象的だった方を挙げるなら?
最初にミュージカル『刀剣乱舞』 を観たときから佐藤流司の存在感はすごいなと思っていたし、(黒羽)麻璃央さんは「顔がいいっていうのはこういうことか」と思ったし、もともと気になっていた人たちばっかりだったんだけど……なんといっても高野(洸)の脇じゃないですか。いや〜、綺麗な脇でしたね(笑)。
──今回一緒に作品作りをして感じた、2.5次元作品で活躍する俳優の強みはどのようなものでしょうか?
繰り返しになりますが、殺陣に強いし、一発勝負に強い。ものすごいスケジュールでかなりレベルの高いことを次々とクリアしていかないと生き残っていけない世界なので、そういうところでも長けている。それでいて芝居が大味かと言ったら全然そんなことはなくて。話し合って細かいところまで芝居を作り上げていくことができる。えらくレベルの高い人たちだなというのが、本当に正直な印象です。かなりたくさんの人気者と仕事をしてきましたけど、本当に特別な集団だと感じました。たまたま今回出てくれた7人がそうだっただけで、「集団」として括っていいのかはわからないですけど。でも本当にそれぞれに才能があるんだなというのは各所で見ることができたので、また一緒にやりたいですね。
「ゲネプロ★7」
2023年4月21日(金)全国公開公式サイト
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