4月14日(金)に開業する「東急歌舞伎町タワー」の開業前日セレモニーが、13日に東京・新宿のKABUKICHO TOWER STAGEにて開催され、新施設で予定されている公演に出演する渋谷龍太(SUPER BEAVER)、東京スカパラダイスオーケストラ、西川貴教、Little Glee Monster、窪田正孝、石橋静河、古田新太、宮沢氷魚がゲストとして登場。ブルーカーペットを歩き、詰め掛けたファンに笑顔を振りまくとともに、それぞれ出演するイベントへの思いなどを語った。
約225mの超高層複合施設
東急歌舞伎町タワーは、ホテルおよび映画館・劇場・ライブホールなどのエンターテインメント施設などからなる、地上48階・地下5階・塔屋1階、約225mの超高層複合施設。この日は施設から隣接するシネシティ広場にかけて、歌舞伎町の文化に根ざす「水」をモチーフにした鮮やかなブルーカーペットが設置された。
窪田と石橋は、5月6日(土)~28日(日)にかけて上演されるTHEATER MILANO-Zaのこけら落とし公演となる「COCOON PRODUCTION 2023『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』」に出演。
作品の印象について、窪田は「日本のアニメは世界に誇れるカルチャーになっていて、世界的人気のある庵野(秀明)さんが生み出したエヴァを舞台化するというのはすごく大きな挑戦だと思いますし、ある種本当に手を出しちゃいけないものに手を出したなと自負しているんですけど、演劇というアナログの中で人間が有機的にどれだけ身体を使って表現できるかということにこの座組で挑んでいるので、そこをフォーカスして見ていただけたら」と力を込めた。
一方、共演の石橋は「劇場に来たことない方もいらっしゃるだろうし、エヴァを見たことがない方もいらっしゃるかなと思うので、本当にいろんな方に舞台を体感していただきたいなと思って日々稽古を頑張っております」と笑顔を見せた。
歌舞伎町の撮影で「地べたを這いつくばったり…」
舞台となる新宿・歌舞伎町の思い出について聞かれると、窪田は「結構ロケで歌舞伎町では撮影させてもらっていて、怖い人から逃げたりとか、地べたを這いつくばったりとか、血のりで顔がベシャベシャになったりとか…そういう思い出があります(笑)」と、今だからこそ笑って話せるエピソードを披露。
続けて「歌舞伎町はセットでは作ることができない世界観があるので、ここでお芝居させてもらえるとまたちょっと違ったものが体に宿ったりとか、そういう体感はありますね」と、歌舞伎町ならではの魅力を語った。
また、施設開業を祝ってタワーをライトアップする点灯セレモニーも行われた。
◆取材・文・撮影=ブルータス・シーダ(STABLENT LLC)
松竹
発売日: 2023/06/07