会社の知的財産を守るために奮闘する姿を描く「それってパクリじゃないですか?」(日本テレビ系)。知的財産の知識ゼロの藤崎亜季を演じる芳根京子、ビジネスに妥協ゼロの上司・北脇雅美を演じる重岡大毅にインタビューを実施した。
物語のテーマは「知的財産」
重岡:「このデザイン、あの商品と似ている」と思ったことは誰でもあるはず。その境界線について奮闘していく物語。ちなみに最初、パクリとパロディーの違いって分かった?
芳根:一応調べたのですが、頭では分かっているけどふに落ちていない部分もあって…。どうしても知的財産と聞くと難しいイメージがありますよね。でも意外と身近にあるもので。ペットボトル一つとっても、たくさんの権利が詰まっています。そこを知識ゼロの亜季と一緒に学んでいく感覚で見ていただけたら。きっと次の日に話したくなる豆知識が詰まっていると思います。
重岡:商品の作り手の気持ちを侵害するものは許せない。境界線や曖昧な部分が多いテーマなだけに、僕も学んで知識を増やしていきたいです。
対照的なキャラクター
人の弱さに気付ける優しい心を持っていて情にもろい亜季、対して合理的でムダを嫌う北脇。そんな2人が凸凹コンビを結成する。
芳根:亜季は頭で分かっても心で理解できないとモヤモヤが残るタイプ。北脇さんとは対照的です。
重岡:北脇はルールと理屈を大事に、重箱の隅をつつきまくるような男で。一見なんやねん、と思うんですけど、時には冷徹でないと大事なものは守れないと気付かせてくれる存在。
芳根:初めは分かり合えないけど、2人で突き進んでいくことで、個人では見えなかったものが見えてくるといいなと思っています。北脇さんと重岡さんは真逆ですよね。重岡さんはすごい情熱的なタイプのような気がしてますが。
重岡:芳根さんもめちゃくちゃエネルギーがある人やね。何か話していて、楽しい現場になりそうな気がする。僕はどんな現場でも、スタッフさんを含めてワンチームになることが大事だと思っているんで。それを作れる気がしてます。
芳根:楽しみながらいいバディになれたらいいなと思います。