また、植物に関心を示してこなかったタキが“キツネノカミソリ”の名を知っていたこと、万太郎が「わし、おばあちゃんともっともっと話しよったらよかった。草のこと、聞いたらよかった」とつぶやいたことに「これはタキさんの思いでもあるよね…」としみじみ感じ入る声も。
さらに、キツネノカミソリの標本を採ろうと一株採取し始めた万太郎を見て竹雄がサッと手ぬぐいを広げる様子に「万太郎と竹雄の絆がここでもさりげなく感じられて良き」といった声も上がり、放送後は「キツネノカミソリ」がYahoo!検索ランキングトップ10圏内に浮上する反響となった。
「キツネノカミソリ」は第5週のサブタイトルでもある。道ばたに咲くキツネノカミソリをきっかけにこれまでのストーリーのエッセンスが一つに集約していくかのような展開は、植物学にロマンを追い求めた万太郎の物語だからこそ。これまでの峰屋での日々に感謝できるようになった万太郎の心はいっそう、植物学へと向いていく。
5月4日(木)は第24回を放送する。秋になり、酒造りの季節がやってきた。万太郎は峰屋の面々に、春になったら店を綾に任せることを伝える。